リゾート挙式・リゾート婚では、ゲストに旅費を負担してもらう代わりにご祝儀を辞退し、旅費の相場によっては引出物を省くといったケースも見られます。では、リゾート挙式・リゾート婚の結婚内祝いはどのようになっているのでしょうか。
リゾート挙式・リゾート婚の内祝い、マナーは?
内祝いと引出物の違いを把握しておこう
内祝いと引出物にはそれぞれ由来がありますが、現在はどちらも「お祝いをいただいた方へのお返し」の意味合いが強いようです。引出物は式や披露宴に参加した方へ贈り、内祝いは式や披露宴に参加していない方からいただいたお祝いのお返しとして贈るのが一般的となっています。それぞれの由来については、下記の記事も参考にしてみてください。
リゾート挙式・リゾート婚の内祝いのマナー
ゲストの旅費や宴席のおもてなしなどと併せて考えなければならない引出物とは違い、内祝いは式や披露宴の内容と関わってきません。マナーや選び方も、一般的な式や披露宴を挙げる方や、まったく式や披露宴をしない方(ナシ婚)と同様に考えて問題ないでしょう。
ポイントは「式の後1か月以内を目安にお届けする」「いただいたお祝いの半額程度が予算の目安」「熨斗の表書きは『内祝』に新姓か二人の姓名、水引は結び切り」の3つです。
詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。
結婚内祝いを贈る時期と金額
もらって困った!「なにコレ?」結婚内祝い ワーストランキング
リゾート挙式・リゾート婚の内祝いで人気のギフト
カタログギフトは定番!
「もらってうれしい結婚内祝い人気ランキング 2015~2019」によると、毎年一番人気なのは「カタログギフト」。お相手に好きなものを選んでいただけるのはもちろん、何を選んでいただいたかは今後のお付き合いの参考になるはずですので、候補にしてはいかがでしょうか。
スイーツや日用品も人気
お贈りするお相手を選ばないスイーツ類や、暮らしの中で役立つ、タオルなどの日用品も、ランキングで上位の常連となっています。実用性が高いのに加えて、もし好みに合わない場合でも、おすそ分けしたり、譲ったりして活かしやすいといったこともポイントかもしれません。
旅先の名物も良いけれど、やっぱり定番品が基本
リゾート挙式・リゾート婚ならではの内祝いとして、旅先の名物などを選ぶのも良いでしょう。お祝いらしい高級な食材や、ご当地の珍しいグルメなどは喜ばれることうけあいです。
ただし、お相手はあくまでリゾートに参加していないのですから、民芸品の置物や着る場所を選ぶ衣類など、旅の記念の意味が強いものは避けたほうが無難です。あくまで食品などの消えものか実用品を基本に考えましょう。