企画制作部 (新卒:入社3年目)
リンベルの心臓部、企画制作部でカタログ紙の工程管理を担当
SOTA
- 手に職をつけようとデザイン学科に進学
学祭委員を経験し、企画の面白さに目覚める -
幼少期から絵を描くことやものづくりを趣味としていまして、手に職をつけたいとの思いもありましたので、大学はデザイン学科に進学し、デザインを学んでいました。デザインといってもその領域は広いのですが、大学時代の前半は工業系のプロダクトデザイン志向で、後半は広告系のグラフィックデザインに傾倒していきました。
就職についても最初はグラフィックデザイナーを目指していました。ただ専門的な学科でしたので、同級生の課題作品などを見ていると、自分よりデザイン能力の高い同級生が多く、その差を認識せざるを得ない状況でした。デザインの他に企画立案を学ぶ授業があったことが救いだったかもしれません。私の立案した企画が面白いと同級生などから評価を受けることが多く、周囲から評価される企画技法に自然と興味を覚えるようになっていきました。
在学中に学園祭実行委員として学祭の企画、運営に携わったことも進路を決める上で大きく、自身の企画によるイベントで、学生が喜んでいる姿を見て、就職するなら企画に関連した職種も面白いかと考えるようになりました。
もちろん就活開始時にはデザイナーという職種にも魅力を感じていたのですが、デザイナーの採用は狭き門の上、コロナ禍もあいまって夏まで内定が得られなかったため、デザイナーにこだわらず秋採用に望みを託すことになります。
- リンベルの就職説明会で知ったカタログ紙制作の奥行
カタログ紙を売るためのロジックに触れて -
リンベルと出会ったのは、秋採用の合同説明会においてでした。それまでリンベルもカタログギフトという業種も知らなかったのですが、説明会で事業概要を伺って、自分が学んできたデザインや企画力を試せる可能性がある企業と理解し、エントリーさせていただきました。
(※リンベルの秋採用については採用年によって実施しない年もあります。)
リンベルの就職説明会で特に印象に残っていることがありまして、女性向け、男性向けのカタログギフトの作りの違いについて、同じ商品を掲載する場合でも、男女により購買意欲形成へのポイントが違うので、訴求内容を変更しているという説明をしていただきました。カタログ紙のデザイン面においても企画面においてもその奥行きの深さを感じ、ぜひこの会社でカタログ紙の制作に携わりたいと考えるようになりました。ちなみに、カタログギフトにおける訴求要素の男女差についてはネタバレになると思いますので、ここでの説明は控えさせていただきます。エントリーいただければ採用担当から説明があると思いますので、説明会参加時のお楽しみに。
職種を広げ秋採用に懸けた結果、お蔭様で複数の内定をいただくことができましたが、 希望職種にマッチした企画系の採用はリンベルだけでしたので、リンベルへの就職を優先させていただきました。
- 配属先はカタログギフト制作の司令塔:企画制作部
工程管理担当として、効率的な制作スケジュール作成に注力する -
リンベルに入社後は、企画制作部という部署に配属となります。企画制作部は企画制作と編集・デザインの2グループに分かれていて、私が所属するのは企画制作グループです。この部署は、カタログ紙の新規発行や改定などの基本計画を策定し、制作全般の工程管理を行う部門となります。その他、台割り(カタログ紙のページ構成)の作成や編集・デザインの方向性の確定、指示などもこのグループが担っています。
リンベルの心臓部とも言える部署なので、所属しているだけで、やりがいと同時に大きな責任を感じます。とはいえ、まだ入社して1年を経過していないため、アシスタントとして勉強中という身ですので、業務全般、特に工程を覚える意図もあり、カタログギフト制作の工程管理を主に担当しています。
その内容ですが、年間100冊を超えるカタログ紙の改定、新規発刊があるため、工程は常に同時進行となります。各紙の制作工程上、作業項目が同じであっても、進行が重なる場合や、GWなどの長期休暇が日程に含まれる場合などがあり、同じ作業者の工程は、極力日程が重ならないように、1冊単位で手順の変更などを行うなどの工夫が必要となります。単純なタスクを組むだけでなく、前後の作業の稼働状況を意識して立案し、全体の効率化を図る必要があります。300ページ級のカタログ紙を同時に8冊超も進行する場合もありますので、普通の出版社より工程管理は複雑かもしれません。
- 自身が構成したカタログ紙を手にして覚えた感動
次期習得課題は、自身でカタログ案件を持つこと -
最近では、先輩方に工程管理に慣れてきたとの判断をいただき、徐々にではありますが、OJTの課題領域を増やしていただき、新たな業務習得の挑戦をはじめています。例えば台割り(カタログ紙のページ構成)の作成などですが、自分なりに前例を参考に作成し、合格点をいただいた事は自信につながりました。同時に、そのカタログ紙が印刷され、手に取った際は大きな喜びを感じました。現在、自分は担当のカタログ紙を持っていないので、できるだけ早く、担当するカタログ媒体を持って、制作業務に携わりながら気が付いた要改善点などを参考に、より良い業務効率化を提案できる立ち位置に立ちたいと考えております。
- イラストとツーリング、心身バランスのとれた趣味から
企画の感性を磨く日々 -
休日は学生時代から趣味としているイラストを描いて過ごす他、通学に利用していた原付バイクでツーリングを楽しんでいます。静と動の趣味を持つことで心身のバランスが取れて充実した休日を過ごせていますが、最近では、イラストだけでなく、ツーリングにしても将来的に仕事に役立つ機会があると意識するようになりました。例えばツーリングの途中で、ショッピングモールなどの商業施設に立ち寄り、店頭に陳列された商品を見かけた際は、「欲しい」という感想や、買って満足するだけで終わっていたのですが、今ではこの商品をカタログ紙面に掲載したら売上に貢献できるのではないかなど、見かけた商品にインスピレーションを求める自分を感じています。まだ企画に採用されることはないでしょうが、趣味を楽しむと同時に、この感性を磨いていければと思います。