国民の祝日のひとつとなっている敬老の日は高齢の方を敬い、長寿を祝う日として制定されました。いつもお世話になっている祖父母へ感謝の気持ちを伝えるのにぴったりのイベントですが、敬老の日のプレゼントにはどのようなものが喜ばれるのでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんたちにアンケート調査を実施してわかったリアルな声をぜひ参考にしてみてください。
また2024年最新版のプレゼントランキングも用意していますので、ぜひこちらもご覧ください。
※2022年の敬老の日にプレゼントをもらった男女400名にインターネット調査。
【調査期間】2022年10月12日~10月14日
2023年の敬老の日はいつ? 誰をお祝いする日?
2023年敬老の日は9月18日(月)!
日本で生まれた記念日である敬老の日は、2002年まで9月15日と決まっていました。しかし、ハッピーマンデー制度が適用されたことで、2003年からは「9月の第3月曜日」が敬老の日と制定されました。
今年は9月18日(月・祝)が敬老の日となっています。ぜひこの機会にお祝いをしてみてはいかがでしょうか。
敬老の日のお祝いは何歳からするべき?
敬老の日はその名の通り、高齢の方を敬う日となっています。一般的には還暦を過ぎた方をお祝いしますが、長寿大国の日本では60歳でもお元気でお若い方が増えています。敬老とするにはまだ早いかも……。そう感じる場合には、お孫さんができたタイミングや、70歳や80歳といった節目のタイミングでお祝いをはじめてみるのもよいでしょう。
【男女別】もらってうれしい敬老の日プレゼントランキング ベスト5
おじいちゃん編
1位 お酒 19.0%
2位 和菓子 12.0%
3位 洋服や装飾品 11.5%
4位 洋菓子 11.0%
5位 生活雑貨・日用品 8.5%
※その他を除く
おばあちゃん編
1位 お花 19.0%
1位 洋菓子 19.0%
3位 和菓子 12.5%
4位 生活雑貨・日用品 8.0%
5位 フルーツ 5.5%
※その他を除く
では、おじいちゃん、おばあちゃんたちが「敬老の日にもらってうれしいプレゼント」ランキングを見ていきましょう。
おじいちゃん編のベスト3には、1位「お酒」、2位「和菓子」、3位「洋服や装飾品」がランクイン。4位には「洋菓子」、5位には「生活雑貨・日用品」が入っています。
おばあちゃんたちの回答を見てみると、トップは同率1位で「お花」と「洋菓子」、3位に「和菓子」が喜ばれていました。4位には「生活雑貨・日用品」、5位には「フルーツ」がランクインしています。では、具体的にどんなプレゼントが喜ばれるのか、詳しく見てみましょう。
【おじいちゃん編】もらってうれしいプレゼントランキング
おじいちゃんたちがもらってうれしいプレゼントでは、「お酒」という意見が最も多くなりました。お酒と一口にいっても、ビールや焼酎、日本酒、ワインなど、種類はさまざま。おじいちゃんの好みをリサーチして贈ってあげるとより喜ばれそうです。
2位にはちょっと意外? な「和菓子」がランクイン。あんこや抹茶などホッとする甘さの和菓子は、おじいちゃんたちにも人気のようです。
3位の「洋服や装飾品」は、普段着からオシャレ着、帽子やベルトなど選択肢も幅広く、形として残ることもあって喜ばれているようです。
4位の「洋菓子」も、人気が高いギフトのひとつ。有名店のものや高級感のあるお菓子を贈ってみるのもよさそうですね。
5位の「生活雑貨・日用品」も、さまざまなアイテムがあります。例えば、おじいちゃんとおばあちゃんがペアで使える食器類や高級タオルなど、実用的なものなども喜ばれそうです。
おじいちゃん向けおすすめプレゼント
【おばあちゃん編】もらってうれしいプレゼントランキング
おばあちゃんたちに最も人気が高かった「お花」と「洋菓子」はどの世代の女性にも評判のよい贈り物です。秋らしい色合いの花を使った花束や、可愛らしい見た目の洋菓子などは、きっと喜ばれるでしょう。
3位の「和菓子」も敬老の日ギフトの定番。秋の味覚の栗を使用したものや、老舗の和菓子を贈ってみるのもよさそうです。
4位は「生活雑貨・日用品」ですが、お料理好きのおばあちゃんならキッチングッズや美しい食器、今どきの便利家電などもおすすめです。
5位には「フルーツ」がランクイン。9月であればシャインマスカットや柿、葡萄など旬の味覚をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
おばあちゃん向けおすすめプレゼント
手持ちのものとの重複やお好みにも配慮してセレクト
おじいちゃん、おばあちゃんとなれば、すでに必要なものや好みのものは一通り揃えていることも考えられますので、すでにお持ちのものを被らないようにするか、いくつあっても困らないものを選ぶようにしましょう。
また、その人生経験から、好き嫌いのお好みをはっきりお持ちの方も多いので、お相手の趣味嗜好には十分に配慮したいところです。
関連記事
【2022年版】祖父母に喜ばれる! 敬老の日ギフトランキング
【2021年版】祖父母に喜ばれる! 敬老の日ギフトランキング
【2020年版】祖父母に喜ばれる! 敬老の日ギフトランキング
敬老の日のプレゼントの相場金額やマナーについて
次に、実際に敬老の日のプレゼントを贈るとなると見えてくる予算やプレゼント選びの際に気になるマナーなどについて、詳しく紹介していきます。
敬老の日のプレゼントの相場は?
お子さまから
1,000円以下 5.5%
1,000円~3,000円くらい 28.3%
3,000円~5,000円くらい 26.3%
5,000円~10,000円くらい 17.5%
10,000円~20,000円くらい 5.8%
※複数回答
お孫さまから
1,000円以下 8.3%
1,000円~3,000円くらい 16.5%
3,000円~5,000円くらい 12.0%
5,000円~10,000円くらい 5.8%
10,000円~20,000円くらい 0.8%
※複数回答
1,000~5,000円程度が相場。中には5,000~1万円程度も
おじいちゃん、おばあちゃんに、実際に敬老の日にいくらくらいの金額のプレゼントをもらったのか尋ねたところ、お子さまからもらった場合もお孫さまからもらった場合も「1,000~3,000円くらい」が最も多く、次に「3,000~5,000円くらい」の品物を贈っている方が多いことがわかりました。
敬老の日のプレゼントは、1,000〜5,000円程度が一般的な相場のようです。
予算に迷われた場合にはこちらの相場を参考にしてみてください。
贈ってはいけない物―死を連想させるものは避けて
敬老の日のプレゼントの中には、贈る際に注意が必要なものもあります。
寝具(しんぐ)や櫛(くし)は、「死」と「苦」を連想させてしまうため避けたほうがよいでしょう。パジャマも、寝たきりを思い起こさせてしまうため、敬老の日には縁起が悪いものとされています。
また、「もらってうれしいプレゼントランキングおばあちゃん編」にランクインしていたお花の中でも、鉢植えの植物は「根付く」→「寝付く」という連想から贈るのを控えた方がよいとされています。ただし、贈るお相手からリクエストがあるときには、プレゼントしても問題はありません。
迷ったら!「カタログギフト」という選択肢も
おじいちゃん、おばあちゃんがもらってうれしいプレゼントランキングを前述しましたが、おじいちゃんやおばあちゃんの苦手なものや好みがわからない、欲しがっているものを贈りたいが何をプレゼントしたらよいか迷ってしまう、という方もいるでしょう。そんなときには、ご自身で好きなものを選んでいただけるカタログギフトがおすすめです。実際に、おじいちゃん、おばあちゃんたちの声を見てみましょう。
もらってうれしいカタログギフトは?
1位 グルメや雑貨などいろいろな物が選べるカタログギフト 40%
2位 商品券なども選べるカタログギフト 23%
3位 北海道や九州など各産地のご当地グルメが選べるカタログギフト 16.8%
4位 宿泊券や温泉券など招待券が選べる体験型カタログギフト 16.5%
5位 和牛、お米、フルーツなど、1つの食材に特化した専用グルメカタログギフト 16.3%
※複数回答
おじいちゃん、おばあちゃんにどんなカタログギフトをもらったらうれしいか尋ねてみたところ、「グルメや雑貨などいろいろな物が選べるカタログギフト」という声が圧倒的に多く、次に「商品券なども選べるカタログギフト」が人気でした。
グルメに雑貨、品物だけでなく商品券が選べたりと、選択肢が豊富なカタログギフトが多くの方から支持されているようです。
また、「北海道や九州など各産地のご当地グルメが選べるカタログギフト」や「宿泊券や温泉券など招待券が選べるカタログギフト」も近年人気が高まっているようです。いろいろなものの中から選べるカタログギフトなら好みがわからなくても安心して贈れそうですね。
会話や一緒に過ごすきっかけに。カタログギフトを贈ってみてはいかが?
さまざまな品物のなかから選んでいただくカタログギフトは、会話のきっかけを作ってくれるメリットもあります。直接会って一緒に選べば会話も弾むはずですし、会えなくても電話やテレビ通話で話すきっかけになるかもしれません。
後日お会いした際や連絡を取った際などに、カタログギフトの中から何を選んだかを伺えば、会話も弾みますし、好みを把握するチャンスとしてもよいきっかけとなりそうです。
普段一緒に過ごす時間が少ない方も、カタログギフトを贈って敬老の日をお祝いし、おじいちゃん、おばあちゃんと楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
「敬老の日」のメッセージ文例集
シンプルに感謝の気持ちを伝えると◎
敬老の日は、人生の先輩を敬い、健康と長寿を祈る日です。プレゼントとともにメッセージも添えれば、気持ちもより一層伝わるはずです。贈るお相手別に、敬老のお祝いにふさわしいメッセージの文例をご紹介します。
孫から祖父母へのメッセージ
文例1
文例2
両親へのメッセージ
文例1
文例2
お世話になっている方へのメッセージ
文例1
調査実施:ギフト総合研究所