結婚式に欠席する場合 – ご祝儀や結婚祝いの相場&マナー

招待された結婚式を欠席する場合も、お祝いの気持ちを込めてご祝儀、もしくは結婚祝いをお贈りしますが、欠席を伝えたタイミングでお祝いの金額が変わってきます。ここでは、欠席する際のご祝儀の金額や、欠席にまつわるマナーをご紹介します。

イラスト:「式の1カ月前まで:半額〜1/3」「式の1カ月未満〜直前:出席時と同額」を説明した図を指差しながら「直前に欠席することになったら、まずは電話で一報を」と言うコンシェルジュ。

欠席を報告するタイミングで、ご祝儀相場が変わってくる

結婚式でお渡しするご祝儀の金額は、披露宴の料理や引き出物などのおもてなしを受けることを前提にしています。欠席する場合は結婚式のおもてなし分を差し引いて贈るというのが基本的な考え方です。したがって、一般的に欠席する際のご祝儀は、出席する場合の半額、もしくは1/3が相場とされています。

ゲストの出席人数を決める前や、式直前で料理等の手配がキャンセルできないタイミングなど、欠席の連絡時期によって以下のように金額が変わってきます。

招待状をいただく前に欠席を伝えた場合

新郎新婦から招待状をいただく前、口頭でお誘いを受けて欠席を伝えた場合は、出席するときの半額から3分の1のご祝儀をお贈りします。友人・知人であれば5,000円から1万円が相場となります。親戚の結婚式の場合は、遠縁なら欠席時のご祝儀は不要な場合もあるようです。ご家族や親しい親戚と相談して決めるとよいでしょう。

招待状の返信で欠席を伝えた場合

招待状の返信で欠席を伝えた場合のお祝いの相場は、式場側へのキャンセル(人数調整)が可能かどうかがポイントとなります。

招待人数の調整が可能な、式の1カ月前ぐらいまでに欠席連絡をした場合は、半額から3分の1のご祝儀で構いません。それより後に連絡をした場合は、先方の手間が増える可能性を配慮して、出席時に予定していた金額をそのままお贈りするのがよいでしょう。

また、口頭でのお誘いただいた際には出席と答えたが、事情が変わり欠席になってしまった場合は、半額程度包むのがよいでしょう。

結婚式直前に欠席が決まった場合

直前の辞退はできるだけ避けるのが前提ですが、万が一直前で出席が難しくなった場合には、分かった時点ですぐに連絡とおわびをします。ご祝儀は結婚式でお渡しする予定だった金額をお贈りしましょう。

以前、結婚式に出ていただいたお相手なら

以前、自分の結婚式に出ていただいた方へは、欠席連絡のタイミングに関わらず、いただいた金額相当のご祝儀をお贈りするのが基本です。

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欠席する場合におさえておきたいそのほかのマナー

新郎新婦にとって、結婚式は一生もののイベントです。式に出席する場合と同様に、欠席する場合でもお二人の気持ちに配慮したお祝いの伝え方を心がけたいものです。以下の記事で欠席連絡のマナーをご紹介していますので参考にしてみてください。

結婚式の欠席連絡、スマートな伝え方とマナー

また、結婚式当日に、会場に電報をお贈りするのもよいフォローとなります。

結婚式に行けないときは、祝電でお祝いしよう! 覚えておきたい書き方や送り方のマナー

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