卒業祝いと入学祝いはどちらも贈るの?相場や贈るタイミング、マナーをご紹介

卒業と入学の両方を控えている場合、どちらのお祝いを優先するべきか厳格なマナーはありません。もちろん、特別親しい相手であれば両方お贈りしても良いのですが、過度なお祝いで相手に気を使わせることがないように気をつけましょう。

イラスト:熨斗袋を両手に持ち「入学と、卒業おめでとう!」と言いながら渡す親戚。受け取ろうとする女性は内心「もしかして2倍?半々にしただけよね?」と勘繰っている。

入学祝いを優先することが多い

どちらかといえば物入りなのは入学

卒業祝いと入学祝いについて、実際のところは入学祝いを優先する人が多いようです。入学となれば新生活に必要な学用品をそろえたり、身の回り品を新調したり、なにかと費用がかかります。卒業に際しても記念品や式典用の服装などが必要なことはありますが、入学や就職ほどではないというのもあるのかもしれません。

こだわらずに単なるお祝いとしても

入学試験の結果を待っている、卒業後の進路が決まっていないなど、お祝いの名目に迷うようなケースでは卒業祝いとして贈ってもよいでしょう。もし、進路が決まっていないことが気になるようであれば、単にお祝いとして贈ってみてはいかがでしょうか。

卒業祝いや入学祝いの相場は相手との関係性に合わせて

卒業祝いも入学祝いも、相場は贈る方と相手(親御さん)の関係性や、贈り主側の卒業や入学の際にいくらお祝いをいただいたのかが大きいようです。次いで、小学校入学や高校卒業といった状況の違いでも相場が変わってきます。

卒業祝いや入学祝いは、お返し(内祝い)をしなくてもよいとされていますので、そのつもりで包むようにしましょう。具体的な相場については、下記の記事も参考にしてみてください。

金額はいくらが妥当? 入園祝い・入学祝いの相場をチェック!

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卒業祝いや入学祝いを贈る時期は?

卒業祝いも入学祝いも入学(就職)前に

お祝いを贈る時期について厳格なマナーはありませんが、卒業祝いはできれば卒業する月の中旬から月内まで、遅くても入学(就職)前に贈りましょう。入学祝いは進路が決まっていればもっと早めでもよいです。入学の前月から2週間前くらいまでに贈るのがベストです。遅れた場合はなるべく早めに用意しましょう。

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