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東京・銀座のフレンチレストラン「アルバス」のオーナーソムリエ、
仲田勝男さんがナビゲートする連載企画 第一弾。
クリスマス、大晦日、そしてお正月。おいしい食事と楽しい会話を
楽しむ機会が増えるこの季節はとっておきのワインを開けたくなります。
家族や友人との大切なひとときを彩るにふさわしいおすすめのワインを、
ソムリエの仲田勝男さんに選んでいただきました。
格式ばる必要はなく「この日に飲もう」とずっと楽しみにしてきた一本を自由に味わい、
思い出に残る特別な時間を過ごしてほしい──。
そんな視点から仲田さんは今回、フランス産の３本のワインをピックアップしました。
大切な人へのギフト選びから、自分へのご褒美まで。
最高のワインと出逢う喜びをリンベルがお届けします。
1
仲田さん厳選 おすすめフランス産ワイン
| 商品名 |
コンテス・ド・ブリスィ |
コンテス・ド・ブリスィ・ブリュット |
シャトー・オー・マルビュゼ |
|---|---|---|---|
| 種類 | 白／スパークリング | ロゼ／スパークリング | 赤 |
| 飲み口 | やや辛口 | やや辛口 | 辛口 |
| 価格 | 8,800円（税込） | 11,000円（税込） | 16,500円（税込） |
| おすすめの飲み方 | 食後の締め | 海老などの甲殻類料理 | ローストビーフやラムチョップなど |
コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ
「コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ」の一番の特徴は、ピノ・ムニエの比率の高さ。シャンパーニュに使われる品種は主に白ぶどうのシャルドネ、黒ブドウのピノ・ノワールとピノ・ムニエで、この３種類をブレンド（アッサンブラージュ）することで、複雑な味わいを生み出しています。ピノ・ムニエは、シャルドネやピノ・ノワールに加えることで味のバランスを整える役割を担うことが多いのですが、「やさしいピノ・ムニエならではの清涼感、繊細さ、エレガントさが、最近注目され始めています」と仲田さん。ピノ・ムニエが６割を占める「コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ」は、そうしたクリスマスや年末年始の特別な乾杯にぴったりな一本です。
『la Terre les Hommes le Temps（大地・人・時間）』。それらのバランスを重んじる哲学を持つ造り手の「アルノー・ロベール」は、300年続く家族経営のワイナリーの4代目。代々受け継いできた畑でブドウを育て、発酵から熟成まですべて一貫生産しています。木の大樽（フードル）とステンレスタンク両方を使って、じっくり丁寧に造り出す立体的な香りと味わいが、多くの人を魅了してきました。特にこの「コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ」は、フランスの規定でシャンパーニュに義務付けられている15ヶ月 の熟成をはるかに超える24ヶ月の長期熟成を経ており、より複雑性を求めた完成度の高い、ワイナリーの個性を凝縮した一本です。
特に甘さと酸味のバランスに優れていて存在感があるので、食後に単体で〝締めのシャンパーニュ〟を試してみるのもおすすめです。
バランスが良いのでワイン初心者の方にはスムーズに、上級者の方には熟成感を…
ひと味違うシャンパーニュとして楽しんでいただけます。
コンテス・ド・ブリスィ・ブリュット レゼルブ ロゼ
こちらは同じく、「アルノー・ロベール」によるロゼシャンパーニュです。
南フランス産のちょっとカジュアルなイメージが強いロゼワイン。
ですが仲田さんはこう語ります。
シャンパーニュにおいては高貴な
位置づけで、価格も高め。特別な
日によりふさわしい存在です。
「アルノー・ロベール」が作り出すサーモンピンクのロゼは、
気品にあふれたたたずまいが印象的です。
仲田さんによると、黒ブドウの果皮も軽く抽出しているので、タンニンによる渋みと酸味も少し感じられ、飲み進めるほどに香りと味が複雑に展開していきます。オマール海老など甲殻類によく合うので、クリスマスは白、おせちにはロゼと、飲み比べるのもおすすめです。
シャトー・オー・マルビュゼ
最後に、最も有名なワイン産地であるボルドーから一本。
「シャトー・オー・マルビュゼ」です。
とてもいい顔をしたワインです。最近はエチケットのデザインを変えるワイナリーが多いですが、これは伝統的なボルドーらしい顔をしています。
製法も贅沢で伝統的、「グランヴァン」と称される５大シャトーと同じ造りです。
清涼感を感じさせる色と香り、透明感のある果実味と程よい樽からのフレーバーが融合しオリエンタルな風味を醸し出していて、若い年代でも熟成しても美味しく飲めることがこのワインの一番の魅力だ、と仲田さんは話します。
「白でも赤でもロゼでも、熟成したボリュームのあるワインであっても、新鮮さ・清涼感・果実味が重要です。生産者がどれだけ丁寧にそのワインを育てたか、がそれで分かる。つまり生産者の顔です」。その意味でも「シャトー・オー・マルビュゼ」は「いい顔」のワインだと、仲田さんは高く評価します。
コストパフォーマンスに優れていますし、熟成がほどよく進み、フルボディでありながら綺麗な赤い色調がある。これが大事です。
このワイナリーではステンレスとコンクリートと木樽の３種類の発酵樽を用い、その年のブドウの質によって使い分けています。まろやかに口に入ってきて、果実味やタンニン、スパイスも広がる。複雑な味わいを持ちながら重過ぎないので、ワインを飲み慣れない方にもおいしく召し上がっていただけます。
エリゼ宮（大統領府）での晩餐会にもリストアップされた格式高いワインでもある「シャトー・オー・マルビュゼ」。ローストビーフやラムチョップなど、年末年始のごちそうを囲むひと時にふさわしい一本です。
2
おいしくワインをいただく方法【自宅で”おいしく”いただくには？】
赤ワインを”おいしく”日本においては、赤も最初は冷たい方が良いと、仲田さんはアドバイスします。
赤ワインをセラーや冷蔵庫から出すのは、飲む直前で十分。
飲んでいるうちにワインの温度が上がってきてちょうど良くなり、変化も楽しめます。
ワインは果実酒なので常に清涼感を意識し、温かいとおいしく味わえません。
シャンパーニュを”おいしく”特にシャンパーニュは直前まで冷蔵庫で冷やし、フレッシュさやクリスピー感を楽しみます。
シャンパーニュ以外のスパークリングワインで温度が高いと感じたら、
グラスに氷を入れるのも有りだと思います。
ワインを使ったカクテルは氷を入れます、それと同じ発想ですね。
グラスで”おいしく”オーソドックスなタイプのグラスが一つあれば、どのワインでも大丈夫。
「今回はちょっと改まって飲むワインを紹介しましたが、好き好きに、自由に楽しんでもらうのが一番の味わい方です」
3
「リンベルのワイン」について
最後に仲田さんより、リンベルのワインの品質管理について評価していただきました。
どんな高級ワインでも、品質管理が悪ければデイリーなワインより劣ってしまいます。逆にデイリーなワインでも管理が行き届いていればとても快適に味わえて、幸せになります。温度管理を徹底したレンガ作りの倉庫を持つリンベルのワインは、生産者が育て上げてきたクオリティをそのままの状態でお客様にお届けしています。
＼リンベルのワイン品質管理についはこちら／
4
まとめ
今回ご紹介したのは、銀座のレストランを営む
仲田さんが選んだ信頼のセレクション。
さらにリンベルの徹底した品質管理により、
生産者が守ってきた味わいを安心して楽しめます。
クリスマスやおせちなど特別なひとときに、気負わずおいしいワインを開けて、心に残る時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
＼仲田さん監修！ワインカタログ一覧はこちら／
コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ
11,000円（税込）
黄金のローブ、白いフルーツとシトラスの芳香、躍動感に満ちた味わいは、そのデリケートかつフルーティーな爽快さが特徴、15カ月の醸造が義務付けられていますが、ゆっくりと36カ月の長期醸造を経て完成します。食前酒として、また鶏、ターキーなど白いお肉類や魚介類、またチーズとも合います。
甘辛
コンテス・ド・ブリスィ ブリュット レゼルブ ロゼ
11,000円（税込）
フランス・シャンパーニュで300年以上続くワイナリー、＜アルノー・ロベール＞が造るシャンパーニュは、通常より長い時間をかけて完成されます。このロゼシャンパーニュはオレンジがかったローズ色で、いちごのような香りを感じられます。繊細でフルーティかつさわやかな味わいをお楽しみください。
甘辛
シャトー・オー・マルビュゼ
16,500円（税込）
フランス・ボルドーの〈シャトー・オー・マルビュゼ〉。美食家で有名なミッテラン元大統領が愛飲し、エリゼ宮（大統領府）にリストアップされた格式高いワインです。可能な限り収穫を遅らせ、完熟したぶどうのみを手摘みする低収穫で贅沢なワイン造りを行っています。ワインから香るのは、黒すぐりやさくらんぼ、エキゾチックなスパイス。口に含めば濃密で豊かなボリュームが広がり、際立つアロマとビロードのようなタンニンが秀逸です。繊細に表情を変える長い余韻は至福のひとときをもたらします。
甘辛
ギフトのハテナ？は「ギフトコンシェルジュ」で解決。
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誕生日や記念日の贈り物など、さまざまなシーンで人気のワインギフト。
しかし、原産国や品種などワインの種類は多種多様で、さらに贈るお相手がワイン好きの場合など、どんなワインを選べばいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなお悩みを解決すべく、どんな種類が人気なの？ どんなときにもらうとうれしいの？ もらってうれしいのはどんなワインなの？ など、ワインギフトのトレンドをリサーチしてみました。
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2025年11月13日 最新
華やいだ席といえばやはり、シャンパーニュ。ペルラージュ（真珠）とも呼ばれる
グラスの底から立ち上がる泡が連なり、これかがシャンパーニュの品質の証です。
泡が弾けるたびに、芳醇な香りがテーブルを包み込みます。
口に含む前に、この泡と香りだけで
豊かな気持ちになれます。
これこそシャンパーニュの魅力です。