RINGBELL
リンベル「極み」シリーズ開発秘話
「極み」のこれまでとこれから
リンベルのプライベートブランドである『日本の極み』と『山形の極み』。
その誕生秘話から今後の展開について、リンベル代表の東海林秀典と
極みシリーズのパッケージデザインをトータルに手掛けている中山ダイスケ氏にお話を伺いました。
リンベル「極み」シリーズの
パッケージデザインをご紹介!
日本の極み 熊本大将すいか
外装段ボールそのものが宅急便の運送箱を兼ねることもある。受け取った瞬間に「大きなすいかがやってきた!」という喜びが生まれるようにデザインした。
山形の極み 庄内長寿柿
主に贈答用として高級カタログショッピングで販売するため、箱のデザインには送り主の気持ちと商品の品格が求められた。希少価値の高い長寿柿。その「長寿」を表すために、永遠に広がるパターンを使用した。
山形の極み 山形の葡萄
カタログショッピングで販売するため、外装段ボールそのものが宅急便の運送箱を兼ねる。コストと段ボール印刷を考慮し、色数を抑えながらも高級感が伝わるように試みた。
山形の極み 山形県産枝豆
カタログショッピングで販売するため、外装そのものが宅急便の運送箱を兼ねる。コストと段ボール印刷を考慮し、色数を抑えながら枝豆の素朴さとかわいさをデザインした。
山形の極み 山形のすもも
カタログショッピングで販売される。色数を抑えながら「すもも」の素朴さをデザインし、開けた際の本物の鮮やかな色彩が引き立つよう心がけた。
山形の極み 漬物百選
カタログショッピングで販売するため、外装そのものが宅急便の運送箱を兼ねる。県内のさまざまな銘店から集められた漬物の名作を、季節ごとにセレクトして詰めるため、個包装用の統一シールと包み紙などをトータルに揃えた。
日本の極み うめみつぼし
木箱に入った「はちみつ漬けの梅干し」を構成する3つの要素「梅、塩、みつ」を、箱の表面に浮かべた。
日本の極み
無着色
辛子めんたいこ
木箱に大切に入れられた「めんたいこ」と、親魚である「スケトウダラ」のシルエットを組み合わせて版画に見立て、箱を開けてから現れる「無着色天然」の色合いが引き立つようにした。
中山ダイスケ(なかやま・だいすけ)
アーティスト、アートディレクター。株式会社ダイコン代表。東北芸術工科大学学長。コミュニケーションを主題に多様なインスタレーション作品を発表し、現代美術の新旗手として国内外から注目を集める。1997年より6年間NYを拠点に活動。1998年台北、2000年光州、リヨン(フランス)ビエンナーレの日本代表に選出される。舞台美術や店舗空間など、デザインや企画で参画したプロジェクトも多く、常にアートとデザインを行き来している。
東海林 秀典(とうかいりん・ひでのり)
1947年 山形県生まれ。リンベル株式会社代表取締役社長。山形大学工学部化学工学科大学院修士課程修了。三菱重工横浜造船所にてプラントエンジニアとして活躍後、家業の家庭金物卸問屋へ。1987年リンベル株式会社を設立するとともに現職。