良質な眠りをサポート 「羽毛ふとん」

冷暖房設備の充実や機能向上、建物の気密性が高くなったことなど日本の住環境は進化し続けています。リンベル株式会社では過度なボリュームで高価すぎる羽毛ふとんよりも、軽くて快適な暖かさの羽毛ふとんを中心にご紹介いたします。

軽くて、あたたかい。

羽毛の特徴は、保温性や吸湿性・放湿性に優れており、ムレにくいというところです。羽毛素材には「ダウン」と「フェザー」があり、ダウン率が高くなれば軽くて暖かいふとんになります。吸湿性や放湿性に優れたふとんを選ぶなら、ダウン比率が80%以上の羽毛ふとんがおすすめです。ダウン比率とは、羽毛ふとんの中に何%ダウンが入っているのかを表しています。残りはスモールフェザーと呼ばれる細い軸のある羽が入っています。ダウンはタンポポのわた毛のような鳥の胸毛で、軽くてやわらかく、とっても暖かい羽毛で、高ランクのものほどダウン比率が高い傾向にあります。

日本の極み 羽毛布団
ダウンパワーの4つのランク

ダウンパワー(dp)は、羽毛のやわらかさや保温性などを数字で表したものです。「db(cm3/g)」という単位を使います。数値が高いほど膨らみが大きく、保温性がある良質な製品です。数値によって4つのグレードに分けて「ゴールドラベル」が発行されています。「ゴールドラベル」は羽毛ふとんの品質を表すランク制度です。日本羽毛製品協同組合の品質基準(組成混合率、かさ高性、清浄度など)に合格した最高級の羽毛原料と優良な側生地を使用し、適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとんであることを表します。 つまり、「ゴールドラベルは良質な日本製の羽毛ふとんであることを表す「安心の証」です。

羽毛の産地

羽毛ふとんに使用される羽毛は中国や北欧、北米で採取されています。羽毛のグレードは産地では無く、生息する地域の気温や品種によって異なる、ダウンボールの大きさによって分けられています。それぞれに特長があり、使用するふとんの種類や量に合わせて選別することが大切です。


側生地の品質

側生地は主に、綿、ポリエステル、テンセル(TM) ブランドの生子リヨセルから選べます。その中で一番のおすすめは綿素材で、吸湿性に優れ、丈夫なのが特徴です。なかでも超長綿は、なめらかな肌触りと繊維の光沢が特長的で、地球上の綿花のうちたった5しか生産できない希少価値の高いものです。


キルトの種類

羽毛ふとんのひとつに、「キルティング」という縫製技術があります。羽毛が片寄らないように格子状に仕切られたブロック構造が特徴です。この格子状のマス目の数は、通常シングルサイズで12~30マス程度が一般的です。マス目の数が増えるほどフィット感に優れ、羽毛が片寄りにくくなるため、高価になります。