7月は七夕祭りや夏休みに関するイベントがあり、夏真っ盛りといえる時期ですね。7月生まれの方に誕生日プレゼントを贈る場合、暑い時期に役立つものや、誕生石や誕生花にちなんだものを選ぶのがおすすめです。
そこで今回は、7月の誕生石と誕生花について解説します。7月生まれの方におすすめのプレゼントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
7月の誕生石はルビー
ルビーの名前の由来
7月の誕生石はルビーです。ルビーはアルミナの結晶であるコランダムの一種で、コランダムの中でも赤色透明のものだけを指し、和名は紅玉といいます。ルビーの名は「赤い」という意味の中世ラテン語「rubinus」が由来とされていますが、中世以前は現在のルビーとは違うものも、赤色透明の宝石はすべてルビーと呼ばれていたといいます。
ちなみに、コランダムの中でルビー以外のものはすべてサファイヤと呼ばれ、有名なブルーサファイヤの他にも、ピンク、パープル、グリーン、イエローなどさまざまな色があります。赤いルビーと青いサファイヤが対として扱われることが多いのは、対照的な色だけでなく、もともと同じ鉱石であることにも由来しているのです。
ルビーの宝石言葉
ルビーの石言葉には「情熱」「威厳」「勝利」などがあります。ルビーの真っ赤な色には不滅の炎が宿るとされ、深い愛情の象徴や、戦場で不死身の力を授けるお守り、女性の出産のお守りなどと考えられてきました。
日本では1980年代前半、タイトルや歌詞にルビーが登場する寺尾 聰「ルビーの指環」が大ヒットしました。サビの歌詞である「そうね 誕生石ならルビーなの」という一節は、アラフィフ世代以上の方ならきっと覚えているはず。ちなみに近年はシティ・ポップのリバイバルブームによって、若者の間でも新たに「ルビーの指環」が注目されているようです。
7月の誕生花はひまわり
ひまわりの花言葉
7月の誕生花はひまわり。花言葉には目上の方にぴったりの「あこがれ」や「尊厳」、大切な方へささげたい「あなただけを見つめる」、「情熱」などがあります。同じ花言葉であってもそれぞれ意味合いが大きく違ってきますから、誤解を避けたいのであれば自分から、どの花言葉を参考にしたのか、花言葉には関係なく選んだのか、さりげなく一言添えてもいいかもしれません。というのも実は、ひまわりは花の大きさや本数などでも違う花言葉を持っているのです。
大きさによって花言葉は異なる
一見華やかで贈り物にぴったりなひまわりですが、実は大輪のひまわりは「偽りの愛」や「にせ金持ち」といった、どなたであっても贈り物にするには少々物騒な花言葉を持っています。一方、かわいらしい小輪のひまわりは「高貴」や「愛慕」など、大切な方に差し上げるのにぴったりの意味を持っています。これもまさに、選び方次第で意味が大きく違ってしまいますから、明らかに大ぶりのひまわりを贈る際などは気をつけたいところです。
本数によって花言葉が異なる
バラの花言葉が本数によって違うことは比較的よく知られていますが、ひまわりも本数によって花言葉が変わるといわれています。例えば1本は「一目惚れ」、3本は「愛の告白」、7本は「密かな愛」、11本は「最愛」とどれも情熱的。一方、15本は「ごめんなさい」と、謝罪以外のタイミングではなんとも微妙な言葉になってしまいます。そして17本になると「絶望の愛」という、いよいよ解釈の難しい花言葉になっていきます。ところがこれが99本まで増えると「永遠の愛」、108本は「結婚しよう」、999本はバラと同じ「何度生まれ変わってもあなたを愛す」と、決意を込めた深い愛の言葉になっていくのです。
7月生まれの人におすすめのプレゼントは?
①誕生石・誕生花などにちなんだもの
先ほどご紹介した7月の誕生石や誕生花などにちなんだプレゼントは誕生日プレゼントに最適といってもよいでしょう。宝石や花そのものはもちろん、これらをモチーフにした身近なグッズから、長く大切にしてほしいジュエリーまで多彩なアイテムが見られます。
また、1年のそれぞれの日(2/29を含む366日)には、それぞれのバースデーカラーがありますので、お相手の誕生日当日のバースデーカラーを調べて、その色にちなんだアイテムをお送りするのもおすすめです。
②暑い時期に食べたくなるもの
7月生まれの方への贈り物には、ひんやりしたスイーツ、ドリンクなどの暑い時期においしいものが喜ばれるでしょう。バースデーケーキにアイスクリームケーキを用意するのもいいですし、びわ、桃、シャインマスカットなど、冷やして食べるとおいしい旬の高級フルーツの贈り物もおすすめです。夏の土用の時期でもありますから、うなぎなどの精のつくものを食べに行ってお祝いしたり、お酒の好きな方なら、普段使いよりもちょっといいホテルのビアガーデンでお祝いしたりするのも喜ばれそうです。
③暑い時期に活躍するもの
飲食物以外の贈り物を選ぶなら、上質なタオルや機能性が高いケアアイテムなど、暑さ対策のために使える実用的なアイテムもおすすめです。目上の方には工芸品の扇子や日傘、麻の衣類や国産の麦わら帽子など「素材や造りにこだわった品」を選べば、お相手を立てることにもなります。近年は男性用日傘なども登場していますから、目新しいもののお好きな男性には喜んでいただけるのではないでしょうか。
7月生まれの星座は「かに座」と「しし座」
7月生まれのうち、 7月1日〜22日生まれの方の星座は「かに座」、7月23日〜31日生まれの方の星座は「しし座」です。お相手の星座がどちらかによって、プレゼントの選び方も工夫してみましょう。
かに座の方には「思い・気持ちを重視したプレゼント」がおすすめ
かに座の人は、物の価値よりも人の思いや気持ちを大切にする傾向があると言われています。そうとなれば、まずはパーティなどの機会を作って、お祝いの気持ちや日ごろの感謝を伝えるのがベストと言えそうです。またプレゼントも、そこにどんな思いが込められているかわかる方が喜んでいただけるはず。
例えば、大事な思い出が詰まったフォトアルバムを作って差し上げる、一緒に撮った写真を飾って置ける写真立て、名入れなどで贈り主が工夫を凝らせるオーダー品といった贈り物がおすすめです。
しし座の方には「特別感のあるお祝い」がおすすめ
しし座の人は情熱的で、平凡であることよりもドラマティックであることを好む傾向があると言われています。普通なら少々派手に感じられるようなお祝いの演出や贈り物も、しし座の方にとっては「特別な思い出やまたとない宝物」になるはず。
例えば、お相手に合わせてオーダーした品、欲しがっていたけれど入手が難しいレアアイテムなどを探し出して贈る、サプライズ的な仕掛けを用意してプレゼント贈呈自体をイベントにしてしまうなど、スペシャルなお祝いになるよう工夫してみましょう。
7月に生まれた赤ちゃんへの出産祝いにおすすめのプレゼントは?
7月は気温が上がり、汗を多くかく時期で、赤ちゃんは大人に比べて体温が高いので汗をたっぷりとかきます。
そんな7月に生まれる赤ちゃんへの出産祝いは、肌に優しいオーガニックコットンなどのタオルや肌着、バスローブやおくるみなどがおすすめです。日常で使うものですので、他の方と被っていても、使う頻度が多く取り換えが必要になるためママにとってもうれしい出産祝いとなるでしょう。