海外挙式でも国内挙式でも、結婚内祝いのマナーそのものは変わりません。ただし、海外挙式の場合は段取りに気をつけないと、帰国直後から慌ただしくて大変!なんてことになりかねません。海外挙式ならではの結婚内祝い準備のコツをお伝えします。
海外挙式は意外と結婚内祝いの準備が大変!
海外挙式は「旅行の期間分だけ準備期間が短い」
結婚内祝いは「挙式、またはお祝いをいただいた1ヶ月後までに用意する」のが一般的なマナー。海外挙式はいわば「旅行+挙式」ですから、国内挙式で新婚旅行までに時間的な余裕がある方や、挙式・旅行をしない方と比べると結婚内祝いの準備にあてられる期間が短いことになります。
海外挙式は「結婚内祝いの必要数が多くなる」
一方で、海外挙式は国内よりも招待客を絞り、親しい方だけで挙げます。つまり、国内挙式なら「列席者が多い→引き出物で済むお相手が多く、その分結婚内祝いは少なくなる」ものが、海外だと「列席者が少ない→お祝いをいただいて結婚内祝いを贈ることが多くなる」のです。
「データ整理」と「早めの準備」が慌てないコツ
お祝いをいただいたらお相手のデータをリストに
「どなたにいくらいただいたか」や「結婚内祝いのお届け先住所」といったデータは、結婚祝いをいただくお相手が多くなればなるほど把握するのが大変になります。下記のような項目のリストを作って、その都度記録しておきましょう。
- お名前
- ご住所
- お電話
- いただいた額/お贈りする額の目安
これに加えて「新郎新婦との関係(お互いの親族、交友関係を知るため)」、「お届け時期・時間(共働きなど配慮が必要な場合)」、「好き嫌いなど品物選びのポイント」などがあると便利です。
なるべく出国前に結婚内祝いの準備を済ませておく
海外挙式から帰国した後に慌てないためにも、品物やカタログギフトの下見をしたり、出国前にある程度結婚内祝いの準備を済ませておきたいものです。「まだ誰からお祝いをいただくかわからない」状態でも、リストのフォーマットだけでも用意しておくと安心して出発できるでしょう。