写真付き年賀状は文章を書けるスペースも限られており、要点を簡潔に、ただし失礼のないようにまとめるのがコツです。ここでは、ケース別の文例をご紹介します。
新婚のおふたりが差出人の場合の「基本的な文例」
年賀状の文章には「、」「。」をつけないのが慣例です。目上の方へ出す場合は「これからの指導をお願いします」というひとことも忘れずに。
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文例
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謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年結婚し 二人で初めての新年を迎えました
未熟な二人ではございますが
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
出産した場合の「ご報告を兼ねる文例」
年内に出産もした場合は「結婚と出産の報告」を兼ねることもあります。「新しい家族が増え」「○人で~」など、慣用表現を上手に使ってすっきりまとめましょう。写真はお子さまと一緒のものか、婚礼写真とお子さまの写真を組み合わせるなどして家族全員の顔がわかるようにするといいでしょう。
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文例
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謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年結婚し 新しい家族も増えて
三人で賑やかに新年を迎えました
お近くへお越しの際はぜひ新居にもお立ち寄りください
ご両親の名前で一緒に出す場合の「家族で使える文例」
両親と同居しているなど、同じ年賀状を家族みんなで使う場合は「我が家は~」といった風に、文の主語を「家族全体」にしてみましょう。写真も、新婚のおふたりと両親が一緒に写っているものを選ぶとなおよいでしょう。出産の報告も兼ねる場合は、( )内の一文とお子さまの写真も加えます。
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文例
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謹んで新春のお慶びを申し上げます
我が家は昨年長男(長女、次男)○○が結婚し
(○月には新しい家族も増えて)
皆で賑やかに新年を迎えました
本年も何卒よろしくお願いいたします