2月といえば冬のイメージが強い方も多いかもしれません。ところが2月の誕生花は、まもなくやってくるあたたかな春を予感させる、カラフルでかわいらしい花ばかり。贈り物にもぴったりの誕生花たちをさっそく見ていきましょう。
※誕生花・花言葉には、諸説あります。
春の訪れをイメージさせる「チューリップ」
花言葉は「思いやり」「名声」、赤は「愛の告白」など
チューリップは春の花というイメージが主流ですが、実は2月の誕生花。ハウス栽培も盛んなため、切り花としては冬~春にかけて出回っていて、2月生まれの方へのバースデープレゼントにはぴったりなのです。
そんなチューリップの花言葉は「思いやり」「名声」、赤いチューリップは「愛の告白」、2月の誕生色である紫のチューリップは「永遠の愛」など。「愛の告白」となると、お相手を勘違いさせないように気を付ける必要もありますが、「名声」となれば目上の方への贈り物にもピッタリです。
人気バンドの名前にもなっているチューリップ
チューリップは、1970年代に大人気を誇ったニューミュージックバンドの名前でもあります。『心の旅』、『サボテンの花』、『青春の影』などの代表曲は時代を超えてたびたびカバーされ、リバイバルブームを起こしています。特に、現在60代後半~70代くらいの方であれば、チューリップの曲が青春時代の思い出と重なる方も多いことでしょう。年上の方には、こうしたエピソードと共にチューリップをお贈りするのも盛り上がるかもしれません。
清楚で愛らしい姿の「マーガレット」
花言葉は「信頼」「誠実」「真実の愛」など
マーガレットも春をイメージさせますが、やはり2月の誕生花です。白、赤、ピンク、オレンジ、黄色など暖色系の色が多い花でもあります。花言葉は「信頼」「誠実」「真実の愛」など、花の姿から連想される清楚なイメージにピッタリ。特別なお相手にはもちろん、「信頼」は仕事などでお世話になっている方にもよく合う花言葉と言えそうです。
花占いの定番の花でもある
マーガレットといえば、花びらを1枚ずつ引き抜いて「好き、嫌い……」と恋の行方を占う「花占い」の定番でもあります。実はマーガレットの花びらは基本的に奇数になっているので、「好き」から始めれば大体の結果は「好き」というわけです。お贈りする際の話題にするもよし、まずは黙っておいて、お相手に花占いに挑戦してもらうのも楽しそうですね。
鮮やかな色も香りも楽しめる「フリージア」
花言葉は色によって違っている
フリージアも2月の誕生花です。。花の色は黄色、白、赤、そして2月の誕生色である紫もあります。花言葉も色によって違っていて、紫は「あこがれ」、黄色は「無邪気」、白は「あどけなさ」、赤は「純潔」となっています。他の色が若さ、幼さをイメージさせる言葉なのに対して、紫はやはり少し大人びた雰囲気ですね。
花の香りも色によって違ってくる
実は、フリージアは花の香りも色によってやや違うのです。黄色はフルーティでさわやか、白は甘くキンモクセイのような香り、紫や赤などの深い色もフルーティではありますが、黄色よりもやや控えめな香りを持っています。ぜひ、お相手の好みやイメージを基に色や香りを選んでみてください。