ブラックフライデーとは? なぜ安売りが行われるのか由来を解説

ブラックフライデーとは、11月に行われる大セール。アメリカ発祥のイベントですが、日本でも実施する企業が増えてきました。今回はブラックフライデーという言葉の由来や、セールの上手な活用法をご紹介します。ギフトやプレゼントを買う際の注意点もおさえておきましょう。

イラスト:ソファーに座ってくつろぎながらスマホでブラックフライデーのネットショップをあれこれ見ている女性。

「黒い金曜日?」ブラックフライデーとは

ブラックフライデーとは、アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)の翌日に広く行われる大セールのこと。本来は11月の第4金曜日に行われ、2022年なら11月26日(金)、2023年は11月24日(金)、2024年は11月29日(金)となります。ただし、日本では各社が決めた任意の日をセールとしていることも多いようです。。今では、さまざまな国で「ブラックフライデー」を冠したセールが行われています。

ブラックフライデーの言葉の由来

私たちの感覚では、「ブラック」とつく名詞は良くないことを指す印象があります。ブラックフライデー」も、最初は良い意味で使われていなかったようです。

「ブラックフライデー」という言葉は1869年、ウォール街で起こった大規模な金融危機を「暗黒の金曜日(Black Friday)」と呼んだのがはじまりでした。1929年に起こった「ウォール街大暴落」から、株価が下落した曜日にブラックを付けて「ブラックマンデー」「ブラックチューズデー」と報道されるのが定番になっていきます。

そして、感謝祭の翌日の大規模セール時期は、連休効果もあいまって、道路も店舗も大渋滞、ケンカや事故も珍しくなかったようです。そうした大混乱を指して、フィラデルフィア警察署が「ブラックフライデー」と呼んだことが、今の「ブラックフライデー=11月の大セール」につながっています。

このように、「ブラックフライデー」は良くないことがらから生まれているため、「ブラック」を「ビッグ」に呼び方を変えようという動きもありましたが、浸透しませんでした。しかし今の「ブラックフライデー」にはネガティブなイメージはなく、小売店が一年に一度の大きな黒字をあげる日として、ポジティブに受け取られています。

ブラックフライデーの活用ポイント

ブラックフライデーでは、50%オフなど割引額が大きいものも少なくありません。活用のコツをおさえて、欲しいものをお得に入手しましょう!

開催期間をしっかりチェック

日本のブラックフライデーは、「感謝祭の翌日」というような厳密なスタート日がありません。シーズンが近づいてきたら、お目当ての店舗の開催日をチェックして、忘れないようカレンダーに入れておきましょう。

「先着」「抽選」などの条件を確認

家電や家具など、通常価格が高額な傾向のあるものは、ブラックフライデーで大幅割引が期待できるカテゴリーです。ただし、そうした商品は「先着◯名さま」「◯◯会員限定」といった条件が付与されていることも少なくありません。セール情報が発表されたら、購入条件もおさえておくと安心です。

「ウィッシュリスト」を活用する

「欲しいけど価格的に迷っているもの」「本当に必要か、代用品がないか検討中のもの」などは、即購入せずにウィッシュリストに入れておきます。

セールが始まったら書き溜めておいたウィッシュリストを見直します。セール対象になっていたらラッキーですし、時間が経ったことで買わなくてよいものになっていることがあります。ウィッシュリストを普段から作っておいて、本当に必要なものをセールで見逃さないようにしましょう。

割引率が低くても、ポイント付与率が高いケースも

割引額は要チェックですが、もう1つ見ておきたいのが「ポイント還元率」です。割引額が小さくてもポイント還元率が高くなっていたら、いつもよりお得に購入できることがあります。

ブラックフライデーでプレゼントを選ぶ際の注意点

アメリカではブラックフライデーがはじまると、クリスマスプレゼントの購入をはじめるそうです。普段はお贈りしにくい少し高額なプレゼントを、ブラックフライデーを利用して選んでみませんか?

領収書を同梱しないように

主にネットショップを利用した際に起こりがちなのが、お相手がプレゼントを受け取った際、「一緒に領収書が入っていた」というケースです。ネットショップでは、たいていは購入画面に領収書を入れる・入れないの選択肢があり、選べるようになっています。これを見逃さず、領収書を同梱してお相手に届くことがないようにしておきましょう。

もしも選択肢が見当たらない場合には、備考欄などに「ギフトだから領収書は入れないでほしい」旨を入れておくと良いでしょう。

到着時刻が近日にできないことも

ブラックフライデー周辺は、注文・配送が集中します。そのため、いつもなら翌日到着するような買い物であっても、配送状況によっては到着しないことも。必ず明日欲しい・特定の日に必着にしたいという希望が通りにくい時期であることも念頭に置いて、ブラックフライデーを活用してくださいね。

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