30代は家族構成や暮らし方が大きく変わる人も多く、どんなプレゼントが適しているかは人によってかなり違ってきます。どんなところに注目してプレゼントを選ぶべきか、そのポイントを見ていきましょう。
30代は「若いけれど落ち着きも出る年ごろ」
若いだけでは乗り切れない「中堅」の落ち着きが求められる
30代といえば、職場では後輩や、出世の早い人であれば部下がいることも。もはや「若手」と言われるばかりではなくなり、「中堅」に差し掛かるころです。30代は若々しさはありつつも、相応の落ち着きもほしい年代と言えるでしょう。10代、20代の女性とは、贈り物を選ぶ際の目線も変わってきます。
プレゼントの選び方は「今の状況」を意識して
30代女性は結婚、出産、子育て、住宅や車の購入といった大きなライフイベントを迎える方も多い年代です。お相手自身の趣味や好みだけでなく、今の状況でもらって喜ぶプレゼントか、そうでないかも意識して選びましょう。
例えば花の好きな方でも、小さいお子さんがいると、危ないので家に花瓶を置けない、といったことは十分考えられます。
30代は「質の良さに関心が高まる」世代
ファストカルチャーを卒業し、長く使えるものを学び始める
20代のうちはファストファッションやプチプラのコスメをあれこれ使って楽しんできた女性でも、30代になれば徐々に、ブランドアイテムやデパートコスメなど長く使える定番の品への関心が高まってきます。プレゼント選びでファッション・コスメを探すなら、量より質の比重が高まってくると考えていいでしょう。
とはいえ「流行」も知ってはおきたいところ
量より質が気になる30代ではありますが、まだまだ定番ばかりでは刺激がないように感じられるものです。定番ブランドの期間限定品など、ちょっと流行に目の向いたアイテムも意識しておくといいでしょう。
30代は「仕事・育児・趣味が面白くなってくる」
仕事派にはビジネスで使える「1クラス上のアイテム」を
責任のある仕事を任されることも多くなる30代の女性。名刺入れやボールペンなど、ちょっとした持ち物でも子どもっぽいままでは気まずいものです。
ビジネスバッグに合わせても浮かない上品なサブバッグや、ブランド品のマスクケースなど、つい手近で済ませがちなものこそ「1クラス上」を選んでお贈りしてみましょう。
育児に夢中なママには「ご自愛アイテム」を
子育て第一! のママは育児を楽しんでいても、うっかり自分をいたわることを忘れてしまいがち。たまには自分のために時間を使ってもらえるよう、ブランドコスメのフェイスパックやアロマグッズ、ちょっといいコーヒーなどの「ご自愛アイテム」を選んでみてはいかがでしょうか。
趣味にのめり込むお相手には「時短アイテム」を
30代は自由になるお金も少し増え、旅行・観劇・美術・音楽・スポーツなどの趣味により一層のめり込む人も多い年代。仕事は忙しい、でも趣味に目いっぱい時間とお金を使いたい!という方には、家事が時短できるアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。栄養に気遣ったちょっといいレトルト食など、一人暮らしの方にも喜んでいただけるでしょう。