高校入学の年頃は思春期真っただ中。気の利いた贈り物を……と考えても、狙い通り喜ばせるのはなかなか難しいかもしれません。考えすぎて策士策に溺れることにならないよう、ここでは、高校の入学祝いに贈るギフトの金額の相場や品物の決め方、おすすめのギフトを紹介しています。
気を使うポイントも増える高校の入学祝い
5,000円~1万円のお祝い金やプレゼントが多い
高校の入学祝いの相場は、関係を問わなければ5,000円~1万円程度であることが多いようです。ただし祖父母などの近い家族だと、もっと高額になることも珍しくありません。また、いとこ同士など、同じ立場で先にお祝いのやり取りがあった場合は、その際の額を基準に考えましょう。
贈るのは進路についてきちんとリサーチしてから
入学祝いを贈るのは「進学先が決定してから入学式まで」の間とされています。15歳の春は進路にもさまざまな可能性がありますから、そもそも進路が進学なのか、進学先は決まっているのか、また、受験真っ最中で進学先が変わる可能性があるのかなど、きちんとリサーチしてから贈るようにしましょう。
進学先が第一志望でない場合などは、言葉にも気をつけたいところです。詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。
「自分で好きに使える」ものも視野に入れて
一方、高校生になるとアルバイトを始める生徒も出てきて、入学祝いでいただくような数千円~数万円程度の額であれば、自ら管理するといったケースも見られます。そこで、プリペイドカードや商品券など、ある程度自分で好きに使えるギフトも視野に入れておきましょう。
高校の入学祝いにおすすめのギフト
プリペイドカードや商品券は「用途」を限定
ある程度お金などを管理できるとはいえ、高校生は未成年です。プリペイドカードなどのお祝いは、例えばソーシャルゲームへの課金で簡単に使い切ってしまうといったことも考えられます。
入学祝いにプリペイドカードや商品券といった金券のように使えるものを贈る場合は、ふさわしい使い方ができるよう用途を限定するのもいいでしょう。図書カードNEXTやカフェのギフトカードなどがおすすめです。
音楽プレイヤーやイヤホンも喜ばれる
高校生になると、電車やバスなどで長距離通学をするケースも多くなります。そこで、携帯用の音楽プレイヤーやイヤホンを贈るのもおすすめ。こうした時間に音楽を聴けるのはもちろん、英語のリスニングといった勉強用のプログラムも聴けるようになります。ただし、自転車通学の場合はイヤホンをしたままでの危険な運転などにつながりかねませんから、慎重に選びたいところです。
部活動が決まっているならタオルや水筒なども◎
スポーツ推薦や、部活のために選んだ進学先など、入学後の部活動がある程度見通せている場合、タオルや水筒などのお祝いも良いでしょう。スポーツ系はもちろん、吹奏楽や演劇などの文化部でもよく使うアイテムです。
逆に、部活ごとの専門的な用具などは本人の好みや相性もありますから、贈り主にある程度知識がある場合以外は避けておいた方が無難です。