小中高の入学祝いと、大学の入学祝いでもっとも違う点は、贈り先が18歳とすでに成人を迎え、自立した大人であるということです。多くの人が環境の変化を迎える中、喜んでもらえるプレゼントをどう選ぶべきかをご紹介していきます。
大学の入学祝いはいつ、どれくらい贈る?
5,000円~数万円のお祝い金やプレゼントが多い
贈る相手が「友人の子ども」などのさほど近い関係でなければ、大学の入学祝いは小中高の入学祝いの相場と同程度である5,000円~1万円程度が多いようです。
とはいえ、大学生ともなればもう大人ですから、家族・親族からのお祝いはもっと多くなる場合もあります。また、一人暮らしを始める場合だと、物入りだからということで多めに贈られる傾向があるようです。
贈るのは進学先決定後「すぐ本人の手に渡る」タイミングで
基本的に入学祝いを贈る時期は、「進学先が決定してから入学前まで」がマナーとされています。そうなると大学入学のお祝いは、小中高よりタイミングがシビアになりがちです。
例えば、大学の合格発表は遅いところだと3月下旬に行われますが、入学式はそのあとすぐの4月上旬に行われます。また、一人暮らしのために転居した後で親御さんへお祝い品を渡してしまうと、本人の手に渡るのはいつになるかわからないため、適切なタイミングで渡せるように心がけましょう。
大学の入学祝いにおすすめのギフト
一人暮らしをするなら家電などのリクエストを聞いて
お相手が大学入学を機に一人暮らしをするなら、新生活に必要な家電やインテリアなどがおすすめです。必要最低限のものは親御さんに買ってもらっているかもしれませんが、コーヒーメーカーや衣類スチーマー、ドライヤーなどといったちょっとしたものは案外そろっていなかったりするものです。
ただし、こうした生活家電などは重なると持て余しますから、選ぶ前にリクエストを聞いておきましょう。
トラベルグッズなども意外とお役立ち
大学生ともなれば、旅をする機会が増えてきます。一人暮らしの学生には休みごとの帰省がありますし、自宅通学の学生であってもゼミやサークルの合宿、友人同士での旅行など、泊りがけで出かけるイベントは多いものです。
ちょっとした旅行バッグやトラベルポーチのセット、折りたたんで携帯できるアイテムなど、出先・旅先で役立つアイテムも便利に使っていただけるでしょう。
現金や商品券、カタログギフトなど「自由に使える」ギフトも手堅い
大学生にもなれば、持ち物にもそれなりのこだわりがありますし、社会人のように仕事(勉強)用とプライベート用の持ち物を使い分けるような機会もそれほどないでしょう。お付き合いで趣味に合わない品をもらっても、持て余してしまうかもしれません。
ギフト選びに迷ったら、現金や商品券、カタログギフトなど自由に使える&選べるお祝いを用意するのもおすすめです。自立した大人として本人を立てることにもなりますし、もし贈る時期を逃しても、その時々に合わせて役立てていただけます。