9月の第3月曜日「敬老の日」のプレゼントはお決まりですか? 敬老の日の花と言われる「りんどう」をはじめとして、敬老の日におすすめのお花をご紹介します。また、お花のお世話が難しい方や、入院・入所中の方への選び方もあわせてみていきましょう。
敬老の日におすすめ、人気の花
敬老の日におすすめなのは、華やかだけど品のあるお花や、落ちいついたたたずまいの和のお花など。敬老の日におすすめの花種と、その理由を解説します。
りんどう:秋の代表的な花。目にやさしい色が魅力
秋の花のひとつ「りんどう」は、和室のお部屋にも似合う落ち着いたたたずまいをしています。また、りんどうの根は竜胆草(りゅうたんそう)という生薬に
なることから、健康と長寿の気持ちをこめる花として、敬老の日にふさわしいと考えられています。
バラ:ギフト全般でおすすめできる華やかさ
贈り物の花と言えば、やはりバラ。色や形が豊富ですから、お好みに合わせやすい花種といえます。気持ちが華やぐ愛らしいピンクや、落ち着きのあるオレンジやイエローが特におすすめです。アレンジメントに数本入れると、ぐっと豪華な印象になります。
コチョウラン・デンファレ:高級感のあるたたずまい
コチョウランは高価なお花として知られ、ここぞというお祝いごとによく用いられる花種です。還暦や古希など、節目の年の敬老の日のギフトにふさわしいといえるでしょう。コチョウランに似た姿をしているデンファレは、切り花で売られていることが多いのですが、花持ちが良いので長く楽しんでいただけるでしょう。
ガーベラ:他の花種と合わせやすくフラワーアレンジメントに◎
可憐で大ぶりの花を咲かせるガーベラは、他の花種とも相性が良いので、ブーケやフラワーアレンジメントにおすすめ。春と秋が見ごろの花で、敬老の日の時期にはお手ごろ価格で出会えるのも魅力のひとつです。野菊のような花姿に、おじいちゃん・おばあちゃんの笑顔が見えるようです。
お世話いらずの「プリザーブドフラワー」も選択肢のひとつ
いまのおじいちゃん・おばあちゃんの年代はとてもお元気です。とはいえ、重量のあるタイプの鉢植えの移動は一苦労ですし、また、生花のお世話は苦手な方もいらっしゃいますから、お贈りする際には、ご自身(贈り主)の目から見て判断してください。
鉢植えや生花を選択肢に入れられない場合には、プリザーブドフラワーはいかがでしょうか。水やりが不要で長期に渡って美しさを保てるプリザーブドフラワーは、さまざまなシーンのギフトで喜ばれています。
敬老の日で人気の花種や、おじいちゃん・おばあちゃんお好きな花から、プリザーブドフラワーになっているものがないかチェックしてみてください。また、花かごに盛られたタイプや、フレームやガラスドームに入れられたタイプなど、アレンジもさまざま。後者は埃よけにもなるので、手間をかけられない方には特におすすめできます。
敬老の日、人気のプレゼントは?
リンベルが行ったアンケートでは、お花は特におばあちゃんに人気で、2年連続で2位以下に大きく差をつけて1位という結果になっています。ちなみにおじいちゃんにはお酒が一番人気。最近のアンケートも踏まえて、敬老の日の贈り物を選んでみてください。
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入院・入所している方へのお花
介護施設や老人ホーム、また病院に入院中の場合には、まずは各施設のルールを確認しましょう。飲食物の制限や、持ち込み禁止の品などが決められていますから、自己判断せずに確認しておくことが大切です。
入院・入所しているおじいちゃん・おばあちゃんには、施設のルールで問題なければケースに入ったプリザーブドフラワーのような手のかからないものがおすすめです。ご本人や施設スタッフの手間を考慮して選びましょう。
入院・入所中のギフト全般のマナーについては、以下の記事で紹介しています。