新しい門出を祝って贈る入学祝い。入学には何かと準備やお金がかかりますから、入学が決まっている場合は早めにお祝いを贈るようにしたいものです。しかし、卒業と入学の両方が決まっている場合や、まだ受験の合否が分かっていない場合などは、贈るタイミングに配慮が必要です。本記事ではさまざまなケースでの入学祝いのタイミングについてご紹介します。
入学祝い 時期・タイミング
入学時期は何かと物入りなので、入学が決定している場合には3月初旬から中旬あたりの早めにお贈りすると喜ばれます。遅くとも入学式の前には贈っておくとよいでしょう。
入学祝いシーズンには、親戚や親しい友人などさまざまな方面からお祝いをいただくので、品物をお贈りしたい場合には他の方とかぶらないよう、事前に保護者に確認をしておくのがスマートです。
また、「これは被らないだろう」と思っていても、ゲームソフトやキャラクターグッズなど、保護者が買わないと決めている場合があります。各家庭の教育方針に沿っているか、保護者に贈ってもよいか、購入前に確認しておきましょう。
2019年に行ったアンケート「もらってうれしい入園・入学祝い 人気ランキング」では、現金や商品券・ギフトカードが上位にランクインし、贈る側・贈られる側双方から人気であることがわかりました。お相手が好きな物を好きなタイミングで購入できる自由度の高さが人気のポイントといえます。
2019年版 もらってうれしい入園・入学祝い 人気ランキング
卒業祝いと入学祝い、どちらも贈るの?
卒業と入学が重なる場合には、どちらを優先するべきかという厳格なマナーはありません。どちらかと言えば物入りなのは入学なので「入学祝い」として贈っても、卒業・入学祝いをまとめて「お祝い」としても問題ありません。お贈りするタイミングは通常の入学祝いと同じく、3月の初旬から中旬となります。
卒業祝い・入学祝いの両方を贈ってもマナー違反ではありませんが、過度なお祝いでお相手が恐縮してしまわぬよう気をつけましょう。以下の記事も参考にしてみてください。
卒業祝いと入学祝いはどちらも贈るの? 相場や贈るタイミング、マナーをご紹介
合格発表前の入学祝いはNG
受験を伴う入学の場合は、合否が決まってからお贈りするのがマナーです。合否が出ても保護者の方から連絡がくるとは限りませんが、事前に「合格は確実」と聞いていたとしても、お相手の状況が分かるまでは入学祝いは控えておきましょう。
特に大学受験・高校受験の際には、第一志望ではない学校へ進学したり、第一志望を目指して浪人したり、進路はいくつかに分かれます。進学祝いを受け取るのはお子さんですし、センシティブな問題ですので、杓子定規に「贈るのがマナー」と考えず、柔軟に対応することが大切です。
もし入学祝いのタイミングが遅くなってしまったら
入学祝いを贈りそびれてしまったり、受験後の状況が分からなかったりした場合は、ゴールデンウィークあたりまでなら入学祝いとしてお贈りしても構いません。「遅くなりましたが……」と一言添えてお贈りしましょう。
ただ、入学から1年近く過ぎてしまっている場合には、すでに「進級」が控えています。この場合には「進級祝い」としてお贈りすることも検討してみてください。
入学祝いの相場や人気のギフト
入学祝いは、親戚のお子さんや親しい友人のお子さんなど、贈るお相手が限られています。どのくらいの金額をお祝いとするかは、保護者とご自身との関係性や、お子さんの年齢(小学生・中学生・高校生など)によっても変わってくるでしょう。
以下のアンケートでは、入学祝いの相場やうれしかった贈り物など、関係性やお子さんの年齢別にご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2019年版 もらってうれしい入園・入学祝い 人気ランキング
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