親族とごく親しい友人だけが招かれる家族婚は、小規模で、アットホームな雰囲気があり、近年増えている結婚式のかたち。家族婚に招かれた際には、普通の結婚式とはどう違うのか、ご祝儀の相場はどのくらいか、迷う方も多いようです。ここでは、招待された方へ向けて、家族婚の概要やご祝儀の相場、渡し方のマナーなどをご紹介します。
家族婚ってどんなもの?
家族婚とは、家族・親族・ごく親しい友人のみを招く小規模な結婚式のことで、ファミリーウェディングとも呼びます。招待客はだいたい30名以下と少人数で行われ、大規模な結婚式とくらべて新郎新婦との距離が近く、アットホームな雰囲気の中で執り行われます。
家族婚の場合、披露宴がなかったり、披露宴の代わりに食事会があったりと、式後の流れも従来と違う場合があるので、事前に招待状をよく読み、不安な場合は新郎新婦ご本人への確認をとるようにしましょう。
家族婚のご祝儀の渡し方はタイミングに留意
家族婚の場合、通常の結婚式のように受付にご祝儀を渡すことはなく、事前に新郎新婦へお渡しするのが一般的です。できれば挙式の1週間以上前に、大安などの吉日を選んでお渡しするのが理想です。
事前にお渡しできなかった場合には、挙式当日にお渡しすることもできます。新郎新婦に直接渡すか、良いタイミングがなければ新郎新婦の親に預かっていただきましょう。また、ご祝儀を送付するのは避けたほうが無難です。
ご祝儀が不要な場合もある
少人数で行われる家族婚が「挙式のみ」のケースでは、気軽に参加できる席ということで、ご祝儀も、ご祝儀のお返し(結婚内祝い)も省かれる場合があります。新郎新婦からはお礼として、引き菓子やプチギフトが用意されていることが多いでしょう。
また、会費制の結婚式や、遠方から式に参列する場合には、家族婚に限らずご祝儀は基本的に不要です。
ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性で変わる
ご祝儀を用意する場合、その相場はお相手との関係性や、ご祝儀を包む本人の年齢、招待されたのが個人か・世帯ごとかによって異なります。また、ご自身が以前に結婚のご祝儀をいただいたような場合には、その時とあまり差が出ないようにする必要もあります。以下を目安として、本人との関係性を踏まえて金額を決めましょう。
またご祝儀に限らず、結婚祝いとしてカタログギフトや雑貨を贈ることも検討してみると良いでしょう。こちらの記事からぜひ最適な結婚祝いを探してみてください。
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