当初はチケット型の商品券の代わりというイメージが強かったカードギフトですが、最近では取り扱うお店やメーカーも増え、よりスマートな贈り物として定着しつつあります。いざという時のために、どんな種類があるのか押さえておきたいところです。
カードギフトの主な種類は?
書店などで使える全国共通図書カード
チケット型の「図書券」に代わって登場したプリペイドカードで、全国のカード読み取り設置の書店で図書や雑誌を購入することができます。図書を購入して勉強に役立てやすいということで、入学祝いや進学祝いなどによく用いられるカードです。
信販会社が発行しているカード
発行元のクレジットカード会社が指定している店舗で、額面分の商品を購入することができます。従来からある、チケット型の「商品券」がプリペイドカードに進化したものと言っていいでしょう。
百貨店やスーパー、チェーン店など特定のお店で使えるカード
発行元の百貨店やスーパー、チェーン店の店舗で、額面分の商品を購入することができます。信販会社のカードと違い、専門店チェーンのカードを選んだ場合はある程度使い道が絞られるため、お相手の住む地域に使用できるお店があるかをしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。
ネットショッピングやアプリ、ゲーム、デジタルコンテンツに使えるカード
ECサイト企業やWebサービス企業などが発行しているカードで、インターネットでのショッピングやアプリ、ゲーム、デジタルコンテンツのダウンロードなどに使えます。実店舗でカードを提示するのではなく、インターネット上でカードに記載されたコードなどを使って決済するのが特徴です。
最新鋭!カード式カタログギフトって?
カタログよりもさらに持ち運びが便利!
カード式カタログギフトは、受け取った方がインターネット上でカードに記載されたコードなどを使って専用Webサイトにアクセスし、お好みのギフトを取り寄せることができるというものです。カード1枚ですので、従来の冊子カタログギフトよりもさらに持ち運びやすく、場所も取らないようになっています。
ネットショッピング感覚でギフトを選べる
専用Webサイトで、多数のギフトアイテムの中からお好みの品を選ぶといった流れは、まさにネットショッピングに近いもの。使い慣れたPCやスマホでゆっくりとギフトを選ぶことができます。
カードギフト、人気の贈り方は?
手軽に保管し持ち歩いて、好きな時に好きなものに使ってもらう
信販会社のカードや百貨店のカードギフトなどは、現金よりも直接的な感じがなく、商品券よりも持ち運びが便利で、購入できる品も多岐にわたります。いつも財布に入れておいて、ここぞという時に好きなものに使ってもらう……といった、お相手にとって選択肢の広がる使いやすいプレゼントになるでしょう。
スマートにお渡し&かさばらない「カード式カタログギフト」
結婚式などで人気のカタログギフトには、カード式のものもあります。従来のカタログギフトは冊子状のカタログから欲しい物を選んでもらい、添付のはがきやインターネットで申し込みをしてもらうという手順です。一方、カード式のカタログギフトは冊子がなく、商品を選んで申し込めるウェブサイトURLとID・パスワードが記載されています。
カタログギフトとくらべてもかさばらず、また、スマートにお渡しできるので、じわじわと人気が広がっています。
ざっくり使い道を提案しつつ、お相手に好きなものを選んでもらう
カードギフトの中でも、図書カードや専門店のカードなどはある程度使い道が決まってきます。そこで「勉強に役立つ本を買ってほしい」「お子さんに衣類やおもちゃを選んであげて」「おいしいコーヒーでリラックスできる時間を過ごしてほしい」など、ざっくりとした使い道を提案しながら、具体的な使い方はお相手にゆだねる、便利さも気持ちもこもったプレゼントにすることができます。