お義父さんの年代になると、贈り物はモノ自体の価値よりも「だれが、自分のためにどんな風に選んでくれたか」がより一層重要になってきます。不要と分かっているものを贈るのは論外ですが、何を選ぶかより、どうやって選ぶかをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。
娘(息子)のいないお義父さんには娘(息子)ならではの品を
「娘(息子)がいるっていいものだ」と思ってもらえるように
子どもが一人っ子、兄弟だけ、姉妹だけというお義父さんの場合、あなたは義理とはいえ初めてできた娘(息子)。せっかくですから喜んでもらえるように、娘(息子)ならではの贈り物を選んでみましょう。
娘からは洋服や帽子、バッグ、花などがおすすめ
洋服や小物、花などを男性から父親へ贈るのはお互いに気恥ずかしいのか、あまり見られないようです。しかし、娘に選んでもらった洋服や花などは、父親としてはうれしいもの。お義父さんの好みも踏まえつつ、娘からの提案としてちょっと意外な要素も加えてみてはいかがでしょうか。
息子からはお酒や趣味の品など“男同士”を感じられるものを
「息子が大人になったら酒を酌み交わしたい」という父親も多いものです。ここはぜひ、一緒に飲むためのお酒を用意して、お義父さんの夢を叶えてあげましょう。お酒に限らず、趣味の品やスポーツ用品など男性同士で盛り上がりやすいアイテムもおすすめです。
家族にも気遣いながら選びたい
家族で旅行や食事の席などを設けてみる
欲しがっているものが分かりにくいお義父さんの場合は、家族で旅行や食事の席を設けるのもおすすめです。あなたも一緒に楽しむのが一番ですが、盛り上げ役や撮影係などは積極的に申し出るようにしましょう。
離れて暮らしている場合はご当地のおいしいものもおすすめ
離れて暮らしているお義父さんであれば、子ども夫婦がどんな暮らしをしているかも気にかけているはず。自分たち住んでいる地域のおいしいものを贈って「良いところで暮らしている」と安心させてあげましょう。
毎年贈られる“定番”がある場合は重ならないように
自分たち以外の家族から、毎年贈られる父の日に定番の品がないか、贈り物を決める前に調べておきたいところです。重なって笑い話になればよいですが、微妙な雰囲気になる可能性もあります。
“一緒に贈ろう”と誘われたら快く参加して
逆に、食事会や旅行、ちょっと高額なプレゼントなどで、義理のきょうだいから「一緒に贈ろう」と誘われることがあったら、ぜひ参加しましょう。お義父さんにとって、きょうだいが仲良く用意してくれた贈り物は、それぞれからもらうよりもよりうれしいものです。
もしこちらから誘う場合は、あなたではなく実のきょうだいであるパートナーから声をかけてもらうようにすると、きょうだいの側も応じやすいでしょう。