お花見はお昼から夕方、夕方から夜など長時間開かれることも多く、差し入れにおすすめの品は、どのタイミングで参加するかによっても違ってきます。ここでは、スタート時、前半の途中参加、中盤以降の3パターンに分けてご紹介します。
スタートから参加するなら飲み物・フィンガーフード・ご飯もの
飲み物はすぐ飲める状態で持って行くのがマスト!
お花見に最初から参加するのであれば、差し入れは飲み物やボリュームのある食べ物などがおすすめです。中でも飲み物は、準備なしですぐ飲める状態にして持ち込みましょう。
ビールや白ワイン、ソフトドリンクは冷やして、焼酎や梅酒は氷やミネラルウォーターと一緒に持参するのがおすすめ。使い捨てのコップも用意するとより安心です。瓶入りの飲み物は栓抜きやコルク抜きが必要ではないかを確認しましょう。
揚げ物・焼き物・ピザ・串ものなど“手が汚れない食べやすい”ものを
食べ物は、お腹にたまりやすくおつまみにもなるものが、どなたでも召し上がれて良いでしょう。揚げ物や焼き物、ピザ、串ものなど、手や楊枝などで簡単に口に運べて、屋外で敷物の上に座る場合でも食べやすいものを選びたいところです。なお、こぼれやすい汁物は避け、深い器を用意するなど工夫をしましょう。
ご飯ものは巻き寿司やおにぎりなど、“1つが小さめ”だとなお良し
お酒を召し上がらない方や、お子さんの多い席ではご飯ものの差し入れも喜ばれます。巻き寿司やいなり寿司、おにぎり、サンドイッチなど取り分けやすいものがおすすめです。1つが小さめだと食べる量を調整しやすく、なお良いでしょう。
途中から参加するなら足りないものをリサーチ!
すでにあるものと重複、食べきれない量になるのはみんなが困る
途中からお花見に参加する場合は、先に参加している人に連絡して足りないものを確認することが最優先です。良かれと思って持参した差し入れがすでにあるものと重なったり、食べきれない量になったりしてしまうのは、参加者も持参した人もバツが悪いものです。
中盤以降に参加するなら温かい飲み物・スイーツ・フルーツも
お花見の時期はまだまだ肌寒いことも
宴もたけなわのタイミングで参加するとなれば、差し入れは“締め”の飲み物や食べ物を意識するのがポイントです。お花見の時期は肌寒いことが多いため、最後にコーヒーやお茶などの温かい飲み物でホッとするのも良いですね。特に体の冷えがちな女性の多い席ならきっと歓迎されることでしょう。
甘いデザートはお花見の締めにぴったり
コーヒー、お茶に合わせて食べられる個包装のスイーツ、カットされているフルーツは、締めのデザートとして喜ばれるはずです。お花見にちなんで、桜餅を用意するのも趣があって良いですね。こうしたデザートは、余った際に持ち帰りやすいのもポイントです。
余ったら持ち帰りやすいものを選ぶのも気が利いている
「食べ物も飲み物も足りているから、手ぶらでおいでよ」と言われ、そうもいかずに困ってしまう……ということもよくあります。そんな時は、缶・ペットボトルの飲み物や個包装になっている食べ物など、余ってしまってもそれぞれが分けて持ち帰りやすいものを選んでみましょう。