上司が引っ越したら新居祝い・引越し祝いを贈ろう! 選び方のポイント

上司がマイホームを購入した、仕事の関係で引っ越すことになったなど、上司の引越しに際して何かお祝いしたいとき、いったいどのようなものを贈ればよいのでしょうか。のしの表書きや贈ってはいけないギフトについても合わせてご紹介します。

イラスト:新居のソファーでくつろぐ上司夫婦。カタログギフトを眺めながら、観葉植物やコーヒーメーカーを思い浮かべている。

上司への「新築祝い」「新居祝い」「引越し祝い」のしの書き方

のしの選び方はお相手がどなたであっても同じですが、以下にご紹介するように数種類の表書きがあります。また、水引きは紅白の蝶結びを選びます。

引越し先が新築である場合には、戸建て・マンションに関わらず、のしの表書きは「祝御新築」「御新築(御)祝」になります。この2つであればどちらでも構いません。

引越し先が中古住宅の場合は「御引越(御)祝」は「御引越(御)祝」とします。

賃貸への引越しの場合、引越し祝いはしないのが一般的です。しかし引越しはなにかと物入りですし、居を変えて新しい生活がはじまる上司へ何か贈りたい場合には「御餞別」としてお贈りするとよいでしょう。

また、会社の都合で引越しされる場合には、栄転であれば「祝御栄転」としてもよいでしょう。栄転かどうか判断がつかない場合には「御餞別」とするのがおすすめです。

上司への引越し祝い・新居祝い、選び方のポイント

職場関係の方への引越し祝い・新居祝いの金額の相場は、5,000円から1万円程度です。親しい同僚であれば現金や金券のお祝いでも良いのですが、目上である上司に現金・金券をお贈りするのは失礼にあたるという見方もありますから、避けたほうが無難です。

引越し祝い・新築祝いは、観葉植物やタオルなどが定番で、傘立てやダストボックスなどの実用品も人気です。ただし、部屋の中に常に置いておかれるこれらは、すでに間に合っている場合もあり、好みも分かれるギフトです。おうかがいできそうであれば、お相手の上司にどのようなものが足りないか・お好みなどについて聞いてみるとよいでしょう。

「カタログギフト」は、引越し祝い・新築祝いにも贈れるギフトのひとつ。キッチングッズやリビンググッズ、家電などの新居でそろえたい品物から、スイーツやご当地グルメ、ホテルの食事券など、カタログに掲載されている商品から先様が好きなものを選ぶギフトです。上司のお好みが分からない場合でも、さまざまな選択肢からご自身で選んでいただけるのでおすすめす。

下記の記事では、新築・引越し祝いをもらったことがある方々へのアンケート調査をもとに、人気ランキングや相場などをご紹介した。上司の引越し祝い選びの参考になるでしょう。

引越し祝いのタブー&上司への贈り物のタブー

引越し祝いに「火を連想させるもの」はタブー

引越し祝いには、家に関することならではの贈ってはいけない品物があります。それはライターや灰皿など「火事・火」を連想させるもの。同じ理由で赤い物も避けるべきとされています。

上司への贈り物に「履きもの」はタブー

先に述べた「火」を連想させる品物のほか、上司に贈るのは不適切とされるものがあります。靴や靴下、スリッパなど履くものは「あなたを踏み台に」という意味があるので避けましょう。

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