海外から伝わってきた母の日や父の日は、日ごろの感謝を伝える行事ですので、厳密なマナーや決まりはありません。しかし、ご両親を思ってお祝いするのですから、がっかりさせないための気づかいは欠かせないものです。
厳密な決まりはナシ、でも……
ご両親の性格や好みなどから判断して
母の日や父の日には決まりがないからこそ、ご両親の気持ちを考えることが重要になってきます。お祝いをまとめるというのは、本来は横着とされることですから、そういったことを気にしないおおらかな性格のご両親かどうか、また、お祝いの内容がご両親どちらかの好みに偏って他方に残念な思いをさせてしまわないか、といったことを慎重に判断しましょう。母の日より遅れてお祝いする場合は、母の日当日にも「お祝いは今度お父さんと一緒に」と連絡するのがベターです。
義父・義母を一緒にお祝いするのは基本的に避けたい
実の子であれば、こういったイレギュラーなお祝いの仕方もある程度大目に見てもらえますが、義理の息子(娘)となれば話は別。ご両親に「お婿さん(お嫁さん)が面倒くさがっているのかも」といらぬ心配をさせてしまいかねません。特別な理由がなければ、母の日と父の日それぞれでお祝いする方が無難です。
プレゼントはまとめたからこその内容で
単にまとめただけでは気持ちが伝わらない
父の日、母の日それぞれのプレゼントを一緒に渡すだけだったり、特にまとめる必要性のないプレゼントだったりすると、マイナスの印象を与えてしまうかもしれません。まとめたことでアップした予算だからこそ贈れる品や、ペアグッズのような一緒に贈るからこそ意味がある品、もしくは手に入る期間が限られているため母の日には間に合わないけれど、ぜひ贈りたい品を選ぶことで、初めてまとめてお祝いした意味が出てきます。
食事会、旅行、趣味の品など夫婦や家族で楽しめるものを
まとめてお祝いする場合におすすめなのが、親子そろっての食事会や旅行、ご夫婦や家族で一緒に楽しめる趣味の品などです。例えばお花の好きなご両親なら、6月に紫陽花の名所への小旅行を。アウトドアの好きなご両親ならバーベキューコンロを贈って、暖かくなる5月下旬にガーデンパーティを開く、といった具合です。具体的なプランを立てにくいようなら、体験型のカタログギフトをお贈りして、ご両親に選んでいただくのもいいアイディアです。
母の日に最適な「初物さくらんぼ」
「初物」は長生きの想いがこもったギフトになります。初物にまつわることわざの中に「初物七十五日」ということわざがあります。初物を食べると寿命が延び、75日間長生きできるという意味です。
母の日のギフトでは、とくに人気の高い「さくらんぼギフト」がおすすめです。その他「スイーツ・フルーツギフト」もございますので、ぜひご覧ください。