最近の結納返しといえばスーツや現金などが定番! そのほかにおすすめの贈り物は?

結納返しは新郎のための贈り物ですので定番の品も良いですが、本当に新郎の役に立つ品を贈りたいものです。誕生日祝いのようにサプライズで用意するものではありませんので、本人に希望を聞くのが良いでしょう。ここでは参考になりそうな知識やアイディアをご紹介していきます。

イラスト:新品のブランド時計をつけてご満悦の新郎。「わたしも時計も大事にしてね!」と新婦。

スーツや現金はなぜ結納返しの定番になったのか

結納返しには本来現金が含まれているもの

本来の結納返しには縁起物のほかにいくつもの品目があり、現金だけでも新郎の身支度用の御袴料(おんはかまりょう)や、宴席の用意に充てる家内喜多留(やなぎだる)など複数の品目があります。現在定番となっている現金の結納返しは、縁起物を省いて簡略化し、現金の品目をまとめたものと考えて良いでしょう。正式な結納返しについては、下記の記事も参考にしてみてください。
ギフトコンシェルジュ:結納返し

現在では新郎の新生活に必要なものを贈ることが多い

結婚の形が多様化している現在では、正式な結納返しに代えて記念品を贈るケースも多くなっています。そもそも新郎のための結納返しですので、記念品も新郎の新生活に必要な品を選びます。そこでスーツのお仕立て券が定番になったというわけです。

スーツや現金以外のおすすめは長く使えるもの

時計、バッグ、靴、万年筆など上質な持ち物を

これも定番といって良いほどよく贈られるのが時計です。なかでも、メンテナンスをしながら長年使えるブランド品の時計が多く見られます。新郎に贈るだけでなく、新婦も時計を新調してペアウォッチにしても良いでしょう。また、バッグや靴などの革製品や万年筆なども、質が高くてお手入れ次第で長く使える品が喜ばれます。

礼服、タイピン、カフス、印鑑など結婚を機にそろえたい品も

独身時代はあまり袖を通す機会のない正式な礼服や、貴金属を用いたタイピン、カフスなど、結婚したあとで身につける機会が増えそうな品もおすすめです。また、結婚後は家族のために大きな契約をすることも増えますので、この機会に実印を作っておくのもすてきな贈り物になるでしょう。

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