出産内祝いの今昔・地方による違い

出産内祝いを贈る場合、地方や慣習によって独自のルールやマナーがあるのか気になるところです。ここでは、地方や慣習によって異なる出産内祝いの贈り方や品物選びにで考慮する点について記します。

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はじめに

昔に比べて、現在は親戚や交友関係が全国に広がることも多いため、地方独自の慣習などにとらわれず自由に「感謝の気持ち」を伝えることが一般的になっています。出産は「何度繰り返してもめでたいこと」ですので、縁起のいい熨斗(のし)をかけてお礼状と一緒に出産内祝いを贈りましょう。
詳しくは「出産内祝いの贈り方」をご参照ください。

昔ながらの出産内祝い・イマドキの出産内祝い

昔から、縁起ものには「砂糖」

出産内祝いとして古くから選ばれているのが、「赤飯」「紅白まんじゅう」などの縁起ものや「砂糖」です。今でも「祝砂糖」として紅白砂糖を贈ることが一般的とされている地方もあるようです。転じて、現在では紅茶のセットと共に角砂糖を添えた出産内祝いギフトや、ハチミツやジャムなどのセットも人気です。

慣習よりも実用性にシフトした現在の出産内祝い

もともと出産内祝いは、お祝いをいただいたお返しとして贈るものではなく、幸せを周りの人に自らおすそわけするものでした。このように、時代や生活様式が変わるにつれ、出産内祝いそのもののあり方も変化したように、その内容も、昔ながらの縁起ものから実用性を重視したものに変わってきました。
詳しくは「出産内祝いに相応しい金額、品選び」をご参照ください。
とはいえ、年配の方や地方によっては、古くからの縁起ものが喜ばれる場合もあります。失敗を防ぐために、「紅白」をあしらったギフトや、日持ちのする「祝砂糖」「紅白まんじゅう」などを選ぶことも一法です。

地方によってタブーが逆転する!?

仏事に用いられる「緑茶」

仏事に用いられる「緑茶」(日本茶)は、慶事の内祝いにはふさわしくないとされています。しかし、地方によっては“植え替えがきかない木”=“良縁の象徴”として内祝いに用いられていることもあるそうです。

縁を切るとされる「刃物」

縁を断ち切るので縁起が悪いとされている「刃物」ですが、地方によると“未来を切り開く象徴”として祝い事に重宝されることもあるようです。遠方の親戚などに出産内祝いを贈る際は、前もって両親などに話を聞いておくと安心でしょう。

目上の人に対しては、地方に関わらず気配りを

地方の慣習などを下調べすることも大切ですが、やはり目上の方や年配の方に出産内祝いを贈る場合は品物や贈り方にも気を配ることが必要です。昔ながらの出産内祝いを喜ぶ方もいれば、出産内祝いなどをもらう機会が多すぎて「○○はもういらない」と明確なリクエストを持っている方もいるようです。特に、目上の方に現金でお返しするのは御法度。相手の好みがわからなければ、両親や親戚に相談するといいでしょう。

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