出産内祝いを贈る際、熨斗(のし)の選び方や表書きなどで戸惑うこともあると思います。ここでは、出産内祝いの詳しい贈り方を説明していきます。
はじめに
出産内祝いは、出産祝いを贈ってくれた方への感謝の気持ちや、幸せのおすそわけとして贈ります。出産後は休養も必要ですし、赤ちゃんのお世話で忙しくなりますので、事前にしっかり準備しておきましょう。
熨斗や表書きについて
包装や熨斗について
「より丁寧に贈る」という気持ちを表すものが熨斗です。内熨斗と外熨斗はどちらでも構いませんが、宅配の利用が増えるに従い、内熨斗が多くなっているようです。きちんと表書きをした熨斗をしていれば、包装の上からさらにリボンなどをかける必要はありません。
水引は紅白の蝶結びを選ぼう
水引は、慶事にふさわしい紅白で「ほどけやすい=何度あってもおめでたい」意味が込められた蝶結びのものを選びましょう。表書きは、水引の上に「内祝」や「出産内祝」と記し、下に「赤ちゃんの名前」を入れるのが一般的です。特殊な読み方や難しい漢字の場合は、右側にふりがなを記入しましょう。
宅配?それとも手渡し?
宅配の場合
出産後は必要な書類を役所に届け出るほか、「お七夜」「お宮参り」「お食い初め」などなどおめでたいイベントが目白押しです。それに加えて赤ちゃんのお世話にも追われますので、出産内祝いは宅配で贈ることをおすすめします。まとめて購入すれば送料無料になるサービスや、写真入りのメッセージカードを同封できるサービスなどさまざまです。妊娠中に宛先などをリストアップしておくとスムーズでしょう。
手渡しの場合
宅配よりも手渡しの方が都合のよい場合や、家族揃って感謝の気持ちを直接伝えたい場合は、もちろん手渡しでお届けしてもいいでしょう。ただし、相手の都合もありますので、事前に電話などで連絡をすることを忘れずに。出産後の体調や赤ちゃんの様子などを考慮し、くれぐれも無理はしないようにしましょう。
出産内祝いはいつ頃贈ればいいの?
妊娠中から出産までにいただいたお祝いに対しては、出産後1~2ヶ月以内に内祝いを贈ることが一般的とされています。それ以降にいただいた場合は、都度内祝いをお贈りするようにしましょう。
詳しくは、「出産内祝いを贈る時期と金額」をご参照ください。