結婚祝いのご祝儀を郵送する場合は現金書留が必須です。マナーももちろん大切ですが、まず手続きが普通の手紙や小包を送る場合とは違ってくるので注意が必要です。この機会にその手順について覚えておきましょう。
結婚祝いを郵送するのはどんな時?送り方は?
式に出席できない時のお祝い、式に呼ばれていない時のお祝い
結婚祝いを郵送する主なケースには、結婚式に招かれたけれど出席できない場合や、結婚式に呼ばれていないけれどお祝いしたい場合などがあります。いずれも、直接会う機会があればお祝いを手渡した方がよいのですが、遠方であったり、直接渡す機会がない場合は、郵送でも特に失礼にはあたりません。
普通の手紙やレターパックを使ってはいけない
現金を郵送する場合は現金書留を利用するのが必須です。普通の手紙やレターパックなどに現金を入れると、万が一紛失した際に補償が受けられませんし、なにより郵便法に違反します。無事に届いたとしても、違法な手段で送られてきたお祝いは相手に大変失礼ですし、祝福の気持ちが伝わらないものです。必ず現金書留を利用しましょう。
書留の場合でもお祝い金はのし袋に入れてから専用封筒の中へ
現金書留はポスト投函(とうかん)NG! 郵便局でしか差し出しできない
現金書留の場合、郵便局で専用の封筒を購入し、その専用封筒にあて名や差出人の情報、封入されている金額を書き込んで、窓口で差出の手続きをします。郵便ポストには投函できませんから注意が必要です。
また、手続きには印鑑が必要なので、封筒を購入したその場で差し出したい場合は印鑑も忘れないようにしましょう。ここで「封筒があるから」とうっかり現金をそのまま入れないように気を付けましょう。ご祝儀や不祝儀を郵送する場合は、のし袋・香典袋に収めたうえで現金書留専用封筒へ入れるのがマナーです。
現金書留を使う以外は手渡しのお祝いと変わらない
ご祝儀袋もあらかじめ現金書留専用封筒に入れることを考慮して、収まりやすいデザインのものを選ぶとなお良いでしょう。現金書留には手紙を入れることもできるので、お祝いのメッセージカードや手紙を添えるとより丁寧です。
それ以外の用意については、一般的な結婚祝いと同じです。収めるお祝い金は新札で用意しておきます。水引は一度結んだらほどけない結びきりで、金銀(紅白)7本か10本のものを選びます。表書きは、「御結婚御祝」や「寿」などが一般的です。
また現金のみに限らず、結婚祝いとしてカタログギフトや雑貨を贈ることも検討してみると良いでしょう。こちらの記事からぜひ最適な結婚祝いを探してみてください。
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