ホームパーティに持参する手土産のチョイスは、パーティの盛り上がりを左右することもある大事なポイント。でも、まずはあまり気張りすぎずにハズさない程度のセレクトを目指すのが、パーティを楽しむためにもおすすめです。
料理、お酒……ホストの得意技を立てるチョイスが肝心
普段のお付き合いや招待の内容から得意技をサジェスト!
ホームパーティをよく開く場合、こだわりの手料理や珍しいケータリングメニュー、お酒のラインアップなど、なにか得意なおもてなし技があるはずです。招待されたときの会話の内容や招待状に、“○○をご用意しています”と書いていないか、もしくは普段のお付き合いの様子から、ホストの方が何をメインに用意しているかを推測しましょう。もちろんホストの方を立てるために、手土産はホストの方が用意するものとカブらないもので、相性がよいものを選ぶようにします。
リクエストを聞き「○○をお持ちします」と予告できるとベター
ホストの方が用意したものとカブらないように選んだ手土産でも、ゲストの誰かとカブってしまうのは、これもまた考えものです。みんなで消費しきれる量であればよいのですが、余るほどになってしまうとホストの方を困らせてしまいます。
できれば、事前に手土産のリクエストを聞いて、ホストの方にも「○○をお持ちします」と予告しておけると調整できるのでみんな助かります。サプライズの手土産は、誰ともカブらないと思われる場合だけにしておいた方が無難でしょう。
ケース別! 手土産選びのワンポイント
お酒のセレクトが自慢のホストには……
ホストの方がメインとするものがワインであれば、輸入チーズやオリーブの実、レバーパテとクラッカーを、日本酒や焼酎であれば刺身や薫製、めんたいこ、からすみなど、お酒の種類によって合うおつまみをチョイスするとよいでしょう。お子さまやお酒の飲めない人もいる場合は、てまりずしや押しずし、中華の点心メニュー、串揚げなどがおなかにもたまるのでおすすめです。
料理自慢・メニュー予告アリのホストには……
飲み物の手土産はワインやビール、日本酒、焼酎など、参加するメンバーや予告されているメニューに合わせたものをチョイスするのがおすすめです。食べ物の手土産は、料理メインのパーティならデザートを、デザートまで用意するパーティならフルーツといった、ホストの用意した料理を邪魔しないものを選びたいところです。
オールラウンダーの手土産は……
途中参加で“料理もお酒も足りている”と言われた場合や、前情報が全くないような場合の手土産は、その場でも食べられて、万が一余っても大丈夫なものを選ぶとよいでしょう。個包装で日持ちのするおつまみやスイーツが無難です。
冷蔵庫やキッチンを使う手土産の用意は慎重に
どの場合にも言えることですが、ホームパーティとなるとホストの方はキッチンや冷蔵庫を目いっぱい使って用意をしていることも珍しくありません。火にかける、温める、切りわけるなどキッチンを使う手土産や、アイスクリーム、夏場のフルーツ、ケーキなど冷蔵庫でスペースを取る手土産は、できるだけ事前にホストの方に相談しておきましょう。