就職祝いといえば、やはり仕事で役立ててもらえるプレゼントを選びたいところです。ただ、贈る方の立場によっても選ぶべきアイテムは違ってきます。早速見ていきましょう。
目下の新社会人へのプレゼントはアドバイス込みで
社会人が持っておきたいアイテムを教えるつもりで選ぶと◎
先に社会経験を積んでいる方から新社会人への就職祝いは、先輩からのアドバイスも兼ねて考えると選びやすくなります。
学生時代には必要なかったけれども、社会人になったらぜひ持っておきたいものや、社会人のマナーとして学生時代よりも質にこだわりたいものなど、先輩だからこそわかるセレクトで、新社会人の背中を押してあげましょう。
定番は腕時計、万年筆、名刺入れ
就職祝いの定番といえば、腕時計や万年筆、名刺入れなどのビジネスアイテムです。仕事に活かせるよう、落ち着いたデザインで質の良さが感じられるものを選んであげましょう。ただし、職場の先輩よりも目立ってしまうような、度を超した高級品は考えものです。迷うようであれば店員さんに相談して、新社会人におすすめのアイテムを教えてもらうと安心です。
落ち着いたスマートフォンケースやストラップなど、スマートフォン関連もおすすめ
最近は職場で私物のスマートフォンやタブレットなどを出す機会も増えています。学生気分でキャラクターものの派手なケースをつけたり、ぬいぐるみ付きの大きなストラップをジャラジャラさせたりしているようでは、TPOをわきまえていないと思われてしまうかもしれません。
もし、お相手のスマートフォンやタブレットの機種や仕様がある程度わかっているなら、職場でも浮かないような落ち着いたスマートフォンケースやストラップなどを就職祝いとして贈ってあげるのもおすすめです。
目上の新社会人には“上から目線”にならないよう注意!
定番アイテムには“上から目線”のメッセージを含むものも
大学の後輩から先輩へ……といった様に、目下の方から目上の新社会人へ贈る就職祝いは、上から目線のチョイスにならないように気をつけたいところです。例えば、万年筆は“真面目に働きなさい”、腕時計は“スケジュール管理を頑張りなさい”といった、目上の方ならではのメッセージを含んだアイテムなのです。
また、新社会人にとって就職は大人への第一歩。たとえ相手の好きなものでも、年齢より子どもっぽいデザインの品をあえて贈るのは、就職祝いらしさに欠けるといえます。
迷ったら必要なものを選んでもらえるカタログギフトを
目上、目下を問わず、新社会人に本当に役立ててもらえる就職祝い選びは難しいものです。迷ったら、ご本人に必要なアイテムを選んでもらえるカタログギフトが便利です。お金や商品券など額面のわかるものを目下の立場から贈るのはマナーに反しますが、カタログギフトならそういったこともありません。