職場の同僚や先輩からの結婚報告を受けたら、結婚祝いのプレゼントは個人の趣向に偏りすぎず、結婚生活を思いやった品物を選びましょう。今回はお祝いに喜ばれるプレゼント、またプレゼントにふさわしくないもの、プレゼントの相場についてご紹介します。

男性にも女性にも、夫婦で喜んでいただけるアイテムを
相手が欲しいものをピンポイントでお贈りできれば良いのですが、職場の同僚や先輩には気兼ねなく「何が欲しい?」とは聞きづらい場合もあるものです。そういったときには、結婚生活で必要になるアイテムを選ぶとよいでしょう。
同僚や先輩が女性であれば、特におすすめしたいのが家事を楽しくしてくれそうな実用的なキッチン用品。電子レンジで本格的な料理が作れる電子レンジ圧力鍋や、中敷を変えればたこ焼き機にもなるホットプレートなどはいかがでしょうか。
そのほか、2人で使えるマッサージクッションや、室内を癒やしの香りにしてくれるアロマディフューザーなどもおすすめです。
男性の同僚、先輩へのプレゼントは、夫婦でお酒を嗜まれるのであれば、ペアのビアカップやおちょこ、焼酎サーバーなどはいかがでしょうか。
また、健康志向の方には夫婦で使える体重計や、これからの思い出を写すデジタルカメラ、新居で重宝される空気清浄機などもおすすめです。奥様との思い出作りとして、ペアの食事券も良いでしょう。
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結婚祝いに贈ってはいけないNGプレゼント
結婚祝いでは、「切れる」「割れる」「消える」ものは避けるのが一般的です。包丁やハサミなどの刃物類は「縁を切る」、陶器やガラス製品は「割れる=別れる」、食べ物や消耗品は「消える」ことから縁起が悪いとされています。また、ハンカチ(手巾=手切れ)や日本茶(弔事で使われる)なども避けた方が無難です。
授かり婚以外のカップルにベビー用品を贈るのもご法度とされています。これらは、新しい門出を祝う結婚祝いにはふさわしくないものとして避けられています。
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プレゼントの相場
お付き合いの程度にもよりますが、職場で顔を合わせるだけの関係でしたら個人で贈るプレゼントの相場は3,000円ほどです。プライベートでも親しくお付き合いされている方でしたら、10,000円程度が妥当でしょう。ただし、結婚式に招待されている場合はご祝儀も包みますので、プレゼントを贈る場合は3,000円以内に抑えておくのが無難です。ご祝儀とは別に高額なプレゼントを贈ってしまうと相手を困惑させて、かえって迷惑になる場合があります。
メッセージカードも忘れずに
お贈りする際は、プレゼントと一緒にメッセージカードも忘れずに。仕事で接する仲間ですので、くだけた言葉遣いは控えてマナーに気をつけて書きましょう。メッセージの文例は以下の記事を参考にしてください。