「DIY」は「Do It Yourself」の略で、専門家でない人がもの作りを手がけることをいいます。一般的には日曜大工のイメージが強い言葉なので、DIY婚と聞いて、式場のテーブルや椅子を手作りするの!? と思う人もいるかもしれませんね。
オリジナルで気持ちを込められるDIY婚
手作りを活かした結婚式は、みんなDIY婚
DIY婚は、新郎新婦やゲストのためのアイテム、式場の飾り付けといった、専門業者に用意してもらうことができるものを、あえて新郎新婦が手作りする結婚式のこと。何から何まで全部DIYという結婚式は珍しいですが、席札やウェルカムボードなど、一部だけを手作りするDIY婚はかなり多いようです。
既製品では手に入らない個性的な演出もできる
一生の記念になる結婚式で使うアイテムは、自分たちだけのオリジナルにしたいと思うもの。オーダー制作すると費用もそれなりにかかりますが、自分たちで作ってしまえばその分はコストカットできます。比較的トライしやすいプチギフトのラッピングや席札は定番ですし、ドレスやアクセサリーなどを手作りするツワモノもいます。最近では、写真撮影用に手作りの小道具やフレームを用意するといった演出アイテムも人気です。
手書きや手作りでゲストへの感謝の気持ちを表現
ゲストへのおもてなしとして手作りアイテムを取り入れるカップルも多いようです。結婚式当日はゲストお一人おひとりにあいさつする十分な時間が取りづらいものですが、例えば手書きのメッセージ付き席札があれば、一対一で新郎新婦の感謝の気持ちを伝えられますよね。ゲストの写真をコラージュしたウェルカムボードといったアイテムも喜ばれるはずです。
DIY婚で失敗しない! チェックポイント
無理なスケジュールや作業量になっていないかを確認
結婚式前の新郎新婦はただでさえ忙しいもの。何百人もいるゲストの席札も、ウェルカムディスプレイも、テーブルデコレーションも手作りしたい!と欲張ってしまうと、式直前なのに準備で徹夜続き……なんてことになりかねません。あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組むか、時間がなければどれかを式場で用意してもらうなど、無理のないように進めたいところです。
温かみと安っぽさは紙一重。ジャッジはやや厳しめが◎
温かみが魅力のDIYアイテムですが、仕上がりが雑過ぎると途端に安っぽく見えてしまいます。自分の作るものだけに評価は甘くなりがちですが、ビデオや写真で後々まで残っても恥ずかしくないかどうか、厳しめのジャッジを心がけましょう。