お祝いといえば食品から日用品、趣味の品まである程度バリエーションがあるものですが、こと開店祝いについては花、それもフラワーアレンジメントやスタンド花が定番中の定番となっているようです。花以外で喜ばれる贈り物はあるのでしょうか?
開店祝いに花が定番なのにはワケがある
お客さまに人気のあるお店だとアピールできる!
お店の新規開店やリニューアルの際、入り口に贈り主の名前札をつけたスタンド花が並んでいるのを見たことはありませんか?たくさん並んでいれば「人気があるんだな」、有名人の名前を見掛ければ「目の肥えた有名人にも認められているんだな」と思うはずです。お店にとっては、このようにいい印象を持ってもらうことで、新しいお客さまが増えたり、常連になってもらえたりすることがなによりうれしいものです。そのため、お店にそのまま飾っておけて、贈り主の存在もアピールできる花が開店祝いの定番となっているのです。
バルーンや観葉植物、お店によってはお酒でも
花以外では、ラッピングやカードをつけたまま飾っておけるお祝いがおすすめです。例えば、バルーンギフトは華やかなうえにお手入れいらずのため気の利くお祝いとして注目されています。にぎやかな感じがあわないお店なら、落ち着いた鉢植えの観葉植物もいいでしょう。お店にもよりますが、店名や開店記念日を入れたオリジナルボトルのお酒も特別感があってすてきです。
実用品は勝手に選んで贈らないのが鉄則
リクエストを聞くか、役立ちそうなカタログギフトを
事務所の開業祝いであれば、時計や傘立てなどの実用品も定番です。しかし、日々不特定多数のお客さまを迎えるお店にとって、インテリアをはじめとする備品はお客さまの評価を左右する商売道具の側面が強いため、経営者や店主、スタッフがこだわりを持って選んでいるものです。知り合いだからといって勝手に選んで贈っては、ありがた迷惑になりかねません。
実用品を贈るにあたっては具体的なリクエストをもらうか、お相手が吟味できるカタログギフトを利用するのが得策といえそうです。