古代ローマ時代から存在する「母の日」。最近では、カーネーションにちょっとしたギフトを添えて贈る人や、お花の代わりに普段は贈れない特別なプレゼントで、お母さんに感謝を伝える人も増えています。実際にプレゼントを贈った人や受け取ったお母さんに、「ホントに喜ばれたギフト」や「もらってうれしかったプレゼント」をお聞きしました。
この記事では、母の日に贈るプレゼントの予算相場やタブー、メッセージ例文なども紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
母の日のプレゼントは贈るべき?義母にプレゼントを贈る割合は?
そもそも母の日のプレゼントは、義母にも贈るべきなのでしょうか?マクロミルの「母の日に関する調査」によると、母の日に配偶者の母にしたいことに関する調査で「プレゼントを贈りたい」と回答した人の割合は54.0%となったそうです。
つまり、半数以上の人が義母にプレゼントを贈ろうと考えているということになります。
実母と義母に贈る母の日のプレゼントのマナー
実際に実母や義母に母の日のプレゼントを贈る場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?ここでは、母の日のプレゼントの予算相場や、タブーについて解説します。
母の日のプレゼントの予算相場
母の日のプレゼントの予算相場は、3,000〜5,000円です。実母も義母も予算相場は変わりません。あまりにも高価な品物を選ぶと贈り先さまが気を遣うため、負担がかからない予算の範囲で気持ちを込めたプレゼントを用意しましょう。
母の日のプレゼントのタブー
母の日のプレゼントでタブーとなっている品物は、刃物類やすり鉢などです。刃物類は縁を切るというイメージがあり、すり鉢はすり減らすといったネガティブなイメージがあるからです。
リンベルでは、母の日に最適なカタログギフトやフラワーギフトを多数取り揃えています。母の日ギフトの詳細は、以下のページをご覧ください。
350人に聞いた!実母・義母への母の日のプレゼントについて
母の日の定番であるカーネーション。母の日にカーネーションを贈るこの習慣は、20世紀初頭のアメリカではじまった運動が元になっています。カーネーションに限らず、花束・フラワーアレンジメント・花の苗などを贈る人も多いようです。しかし実際に花を贈った人の意見の中には、このような声がありました。
お花に感謝の気持ちを込めているのに、実物が予想外に貧相だったり、世話が大変だったり、母親の好みに合わず喜んでもらえなかったり…これでは贈った方もがっかりしてしまいます。
それでは、みなさんは、お花の代わりにどのようなプレゼントを贈っているのでしょうか?
今回の調査では、約350人の男女を対象にアンケートを実施致しました。実のお母さんへ贈ったもの、義理のお母さんに贈ったもの、それぞれのランキングと、実はここが一番気になる、実際にプレゼントをもらったお母さんが本当に嬉しかったプレゼントについて、アンケートにお答えいただいた方々の声をまとめてみました。
まずは、子供(息子・娘)から実のお母さんに贈ったプレゼントランキングからご紹介します。
母の日に実母に贈ったプレゼントランキング
1位 旅行(宿泊・温泉券含む)
旅行(宿泊券・温泉券)をプレゼントした理由の多くは、「物よりも思い出」「普段会えないので一緒に過ごす時間を作りたい」という、親子の絆を考えたもののようです。
1位(同率) 食事(食事券含む)
食事(食事券)を贈った理由のほとんどが、「家族とのコミュニケーション」に由来するものでした。特に、お孫さんがいる母親には、普段離れて暮らしている孫と一緒に食事できる良い機会に。
3位 洋服
母親にはいつまでも若く!という子供からの願望派と、母親が欲しがっていたものをプレゼントする、という純粋プレゼント派に分かれました。
4位 手袋、スカーフなどの服飾小物
『母親の愛は無償の愛』と言いますが、何事も子供優先で自分の身なりは後回しにしている母親への感謝を込めて、オシャレ小物を贈っているようです。
5位 スイーツ
母親の好きなスイーツを贈って喜んでもらいたい……という母親の嗜好をよく知る子供ならではのプレゼント。自分の好きなものを贈られた母親も、思わずニッコリしてくれるのではないでしょうか。
母の日に義母に贈ったプレゼントランキング
1位 食事(食事券含む)
実母と同じように、こちらも「家族のコミュニケーション」を取るためという理由が多いです。
結婚相手の母親だからこそ、もっとコミュニケーションを取りたい気持ちが見られますね。
2位 旅行(宿泊・温泉券含む)
感謝の気持ちとコミュニケーションのため。特に一緒に旅行に行った方の言葉からは、贈った子供・贈られた義母の双方が、幸せな気持ちになれたことがわかります。
3位 洋服
いつまでも若々しくいてほしい、という気持ちは、実母に対する気持ちと変わりありません。多少高価でも、母の日という特別な日だからこそ気兼ねなくできるプレゼントですね。
4位 バッグ、かばん
好みと実用性を考えて、バッグやかばんを選択する人もいます。実母と違い、無難さを優先した結果かもしれません。贈られる義母も、欲しいと思っているバッグなら気をつかわずに受け取れるのではないでしょうか。
5位 スイーツ
4位のバッグと同様、無難さが全面に出たプレゼントの理由です。贈る方、贈られる方、双方が気をつかわないで互いに笑顔になれる贈り物なのかもしれません。
実際に実母・義母が本当に貰って嬉しかったプレゼントは何?
実のお母さんに、義理のお母さんに、みなさん工夫を凝らしてさまざまな母の日ギフトを選ばれているようです。しかし、一番気になるのは「母の日の主役」お母さんに、ほんとうに喜ばれるものは一体何なのか?
1位 スイーツ
2位 食事(食事券含む)
3位 アクセサリー
4位 洋服
4位 手袋、スカーフなどの服飾小物
1位のスイーツの理由を見ると、「好きなスイーツを覚えていてくれたから」「私の大好きなスイーツを買ってきてくれたから」と、本当にスイーツが好きで喜んでいる様子がうかがえます。
また、「その他」の項目が、24%ともっとも回答数が多かったのですが、その中には、「子供がくれる物なら何でも嬉しい」「子供たちの元気な顔がプレゼント」「手描きの絵を貰いました。手作りが一番嬉しい」と、子供の気持ちそのものが最高のプレゼントだと感じていることがわかりました。
母の日にはカタログギフトで食事をプレゼント
プレゼントは、贈る人の気持ちを形にするものです。贈られる人は、その気持ちを受け取ります。
母の日という年に一度の特別な日だからこそ、これまでの感謝と愛を込めてありったけの気持ちをプレゼントしたいものです。
ここまでは母の日に渡しているプレゼントや、実際にお母さんたちが喜ぶプレゼントを紹介してきましたが、何を贈ればいいかわからない方におすすめなのが「カタログギフト」です。
特にオススメしたいカタログギフトは、家族揃って楽しめる「食事(食事券)」。一年に一度、みんなで集まり、楽しく食事をしながら母の日のお祝いをするのはいかがでしょうか。
調査実施:ギフト総合研究所
母の日に最適な「初物さくらんぼ」
「初物」は長生きの想いがこもったギフトになります。初物にまつわることわざの中に「初物七十五日」ということわざがあります。初物を食べると寿命が延び、75日間長生きできるという意味です。
母の日のギフトでは、とくに人気の高い「さくらんぼギフト」がおすすめです。その他「スイーツ・フルーツギフト」もございますので、ぜひご覧ください。
母の日のメッセージ
母の日にはプレゼントだけでなく、メッセージを同時に贈ることでより感謝の気持ちを伝えられます。ここでは、母の日のメッセージのマナーや例文を紹介します。
母の日のメッセージのマナー
母の日に贈るメッセージでは、形式的な言葉よりも普段通りの飾らない言葉で感謝の気持ちを具体的に伝えましょう。過去の思い出話のエピソードを交えれば、楽しかった気持ちを思い出してもらえます。
義母に贈るメッセージに「お義母さん」と書くと他人行儀な印象になるため、「お母さん」と書いたほうが親密な印象になります。下記でメッセージ例文をいくつか紹介しますので、参考にしてください。