新郎新婦の新たな門出を祝ってくださるゲストのみなさまに、感謝の気持ちを込めてお贈りする結婚引出物。ご来賓の方はご年齢やお好みも千差万別だと思いますので、全員に喜んでいただくお品選びは新郎・新婦の悩みどころかもしれません。
そこでここでは、実際に引出物を受け取った方々の声をランキングでご紹介します。ぜひ、ゲストのみなさまの声を、感謝が伝わる結婚引出物選びにお役立てください。
※1年以内に結婚引出物をもらった20代・30代・40代・50代・60代以上の男女400名にインターネット調査(調査期間:2015年11月11日~11月12日)
もらってうれしい結婚引出物 ベスト10はコレ!
今回も2位以下に大差をつけて「カタログギフト」がダントツの1位となりました。
もはや結婚引出物の定番となっているカタログギフトですが、今回の調査でも見えてきたように、多くの方々に「もらってうれしい」と思っていただける、新郎新婦の想いが届くギフトとして認められているということが、その理由だと思われます。
また、2位以下も昨年とほぼ同様の順位となっていますので、ゲストに喜んでいただくための結婚引出物選びの参考になさってください。
結婚引出物として多くの支持を受けている「カタログギフト」ですが、人気の背景にはどのような思いがあるのでしょうか?「もらってうれしい結婚引出物とは、どのようなものなのか?」をお聞きしました。
もらってうれしい結婚引出物の条件はコレ!
実際に1年以内に結婚引出物をもらった方に、ずばり「もらってうれしい結婚引出物の条件」をお伺いしたところ、上記のような結果になりました。
この結果から、もらってうれしい結婚引出物は、「暮らしの中で便利に使えるもの」や「家族が喜ぶもの」「家族や夫婦で使えるもの」など、家族の暮らしにマッチしたものと、「自分では買わない高価なもの」「プレミアム感のあるもの」「贈り主の人柄が伝わるもの」「有名ブランドのもの」「記念になるもの」「トレンド感のあるもの」など、アイテム自体に特別な価値があるものに大きく分かれるという傾向が見えてきますが、やはりもらってうれしいというものは十人十色。
「カタログギフト」が毎年、結婚引出物として一番よろこばれているという結果は、受け取った方がそれぞれ、ご自分の好みに応じた「もらってうれしいもの」を自由に選んで取り寄せられることが、その大きな理由ではないでしょうか。
また、地域によってマナーが異なるようですが、「結婚引出物」は1品ではなく、引菓子やしきたり品などを合わせ3品、5品とされるところも多いようですので、そうした選択の際にも、この「もらってうれしいもの」の傾向を押さえておけば、よりよい「結婚引出物」が用意できるでしょう。
「もらってがっかり…」な結婚引出物ってどんなもの?
引出物でゲストをがっかりさせてしまわないための心得として、「もらってがっかりしてしまった結婚引出物」についてご紹介します。
ワースト1は、「趣味に合わない雑貨や小物」。これは結婚祝い・内祝いや出産祝い・内祝いなど、別のギフトに関する調査でも「もらってがっかりしたギフト」として常に上位にランクインしていますので、十分注意したいところです。
ワースト2は、結婚引出物ならではの「重くて持ち運びが大変な品物」。ゲストの中に、年配の方、お子さま連れの方、遠方からお越しの方がいらっしゃる場合は特に配慮が必要です。
ワースト3は、新郎新婦の名前や写真が入った「名入れギフト」。新郎新婦の想いが詰まったギフトですが、もらった方の中には「がっかり…」「ちょっと困った…」という声が少なくないようです。
別の調査では、「お皿など残るものは困るけれど、食べ物などの消えモノならよい」という調査結果も出ていますので、参考にしてみてください。
最後に「すばりこれはタブー!」という結婚引出物についてご紹介します。
ゲストのみなさまにおふたりの幸せや感謝がよい形で伝わる、結婚引出物をお選びください。
ワースト1にあげられたのが「持ち運びに不便な重たい引出物」です。「二次会に行くのに邪魔…」「式が終わった後で家まで持って帰るのが大変…」などという声に合わせて、最近では結婚引出物宅配サービスもあるようですので、ぜひチェックしてみてください。
ワースト1 持ち運びに不便な重たい引出物 17.9%(1位/22.5%)
ワースト2 袋の大きさや形状で他の方との金額差がわかってしまう引出物 12.8%(2位/13%)
ワースト3 ギフト包装されていない引出物 12.2%(4位/10.4%)
※( )内は昨年調査
調査実施:ギフト総合研究所