「いわゆる結婚式や披露宴は挙げないけれど、親しい人だけ集まってささやかな“お食事会”をする」というお祝いのスタイルが「お食事会ウェディング」です。式場やカップルによってさまざまなスタイルが見られます。
「お食事会ウェディング」とは?
一般的な結婚式・披露宴より小規模で、ごく親しい人だけ招くことが多い
両家の家族だけ、祖父母、おじやおば、いとこなどの親族だけというケースもよくありますし、他の方を招く場合もごく親しい方に限って、少人数で行なうことが多いようです。
式あり/なし、ドレスあり/なし、ケーキあり/なしなどさまざま
「お食事会ウェディング」の内容に一般的なスタイルというのはありません。新郎新婦もワンピースやスーツ姿で参加するカジュアルなものから、ドレスも、ケーキカットも……と、司会者がいないだけでほぼ披露宴と変わらないものまで見られます。式場などによっては専用プランが用意されていることもありますが、この内容もさまざまです。
「お食事会ウェディング」にすると決めたら、新郎新婦の間ではもちろん、両家の両親などとも「どんなスタイルや内容にしたいのか」をよくすり合わせ、調整しましょう。
「お食事会ウェディング」のおもてなしは?
まずはお互いの両親に相談して調整を
引出物などのおもてなしは、お食事会のスタイルや内容によっても変わってきます。それに、こちらがカジュアルに済ませようと考えても、ご年配のゲストなどは結婚式並みの正装とご祝儀を用意なさるかもしれません。これもまた、両家の両親などとよく相談して、自分たちの希望だけでなく「ゲストが喜んでくださる」おもてなしを用意しましょう。
会費制ならプチギフト、ご祝儀なら引出物が定番
おもてなしの目安として、お食事会を会費制で行なう場合は参加者の負担が比較的軽いのでお礼のご挨拶代わりのプチギフトを、会費を設けずご祝儀をいただく場合は結婚式・披露宴と同様に引出物を用意するカップルが多いようです。会費と別にご祝儀やプレゼントをいただいた場合は、後日「結婚内祝い」としてお礼の品を用意しましょう。