敬老の日の贈り物、のし（熨斗）・表書き・水引のマナーとは？

敬老の日ののし（熨斗）

はじめに、敬老の日のギフトにのしが必要な理由、のしの書き方について解説します。

敬老の日のギフトにのしは必要？

敬老の日のギフトは、のしをつけなくてはいけないルール・義務などは特にありません。しかし、贈り先さまへ感謝や敬いの気持ちを伝えるためにのしをつけることをおすすめします。

敬老の日ギフトののしは？

敬老の日は、お年寄りを敬い感謝の気持ちを伝える日であると同時に、その長寿をお祝いする日でもあります。そこで、のしも紅白や金銀の水引がついた「お祝い」用を用意しましょう。

結婚式や快気祝いなど、「一回きりであるほうがいい」お祝いではほどけない結び切りの水引にしますが、敬老の日は「何度でもお祝いしたい」ものですから、ほどけやすい＝何度でも繰り返せる、ちょう結びの水引にします。

のしの表書きは「祝 敬老の日」や「敬寿」など

敬老の日は特定の年齢をもって祝うものではありませんので、還暦や古希といった長寿祝いのように決まった表書きがあるわけではありません。一般的には、わかりやすい「祝 敬老の日」が多いようですが、どのようなお祝いにも使える「寿」「御祝」、長寿祝いとも共通する「祝長寿」「敬寿」など、さまざまなケースが見られます。

大切なのはお祖父様、お祖母様に喜んでもらうこと

身内であるお孫さんやご家族からの贈り物ということで、カジュアルなギフトであれば正式なのしにこだわらなくてもいいかもしれません。

ただ、この機会に礼儀正しいところを見せれば「うちの孫も立派にお付き合いができるようになった」とお祖父様、お祖母様も感激してくださるはずです。
敬老の日に何を贈ればよいかお悩みの方は、下記の記事を参考にしてください。