内祝いの意味とは
もともと、内祝いに「返礼品」という意味は含まれていませんでした。慶事のあった家が、その幸せを身内の人々と分け合うためのお祝いというのが本来の意味での内祝いです。
しかし、時代の流れと共に慣習も変わっていきます。地域によっては必要ないエリアもあるそうですが、現在は、いただきものへのお返しとして「内祝い」を贈ることが基本とされているようです。
内祝いの意味は本来のものから変わってきているのですね!
幼稚園、小学校、中学校、高校…。お子さまの入学時にお祝いをいただいた場合、そのお返しとしてお贈りするのが入学内祝いです。わが子のためにいただいたお心遣いへの感謝の気持ちをきちんと伝えたいものですが、どのようなものを贈れば喜んでいただけるのでしょうか?
ここでは、入学内祝いの人気ギフトランキングや、実際に入学内祝いを受け取った方々にお聞きした相場感とマナーについてもご紹介します。
※過去5年以内に入学内祝いをもらったことがある全国の男女400名にギフト総合研究所がインターネット調査(2014年に調査を実施)
うれしかったギフトはコレ! 入学内祝い人気ジャンルランキング
もらってうれしかった入学内祝いランキング、1位にランクインしたのは「商品券・ギフトカード」、2位には「現金」、3位には「カタログギフト」が入りました。
ベスト3に入ったギフトはどれも特定の品物ではなく、自分が好きなものを買ったり、選んだりできるという共通点があります。
贈る側がよかれと思って選んだ品であっても、必ずしも、受け取る側がその品を気に入るとは限りません。そのような意味からも、受け取る側が本当にうれしいお返しとして、「商品券・ギフトカード」や「現金」、「カタログギフト」が人気になっているようです。
何をプレゼントしたらいいか考えすぎてしまうので、カタログギフトは救世主です!
また、4位にはさまざまなギフトシーンでの定番品となっている「スイーツ」が、5位には、毎日の暮らしの中で役立つ「洗剤や入浴剤などの消耗品」が、それぞれランクインしました。
もらってうれしかった人気のギフトも年代によって贈り分けたほうがよい!?
人気ベスト3のギフトを「もらってうれしかった!」と答えた方々を年代別に見てみましょう。
「商品券・ギフトカード」と「カタログギフト」を見ると、どの年代の方にも、ほぼ均等に喜ばれていることがわかります。対して「現金」では60代以上の方々のシェアが極端に少なくなっていて、ご年配の方々が入学内祝いで現金を受け取ることに抵抗を感じていることがわかります。
若い年代の方には現金を贈る場合も、ご年配の方には、現金を避けて、カタログギフトや商品券・ギフトカードを贈るなど、贈り分けをするのも賢い選択なのかもしれません。
また、現金や商品券・ギフトカードは、贈る相手にあからさまに金額がわかってしまうというのが悩みの種に。
最近では、贈る相手の年代や趣味・嗜好に合わせたさまざまな種類のカタログギフトがありますので、そのような場合には選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょう。
入学内祝いのかんたん検索
どんなギフトを選べばいいのか悩んでしまうという方は、リンベルの「かんたん検索」がおすすめです。アイテムのジャンルとご予算を合わせた、あなただけのラインナップをご案内します。
アイテム×ご予算 かんたん検索
アイテムとご予算で、入学内祝いの贈りものを一覧でご案内します。
入学内祝いの相場は?もらった金額はどれぐらいだった?
1位 贈ったギフトの半額くらい 37.8%
2位 贈ったギフトの半額以上 21%
3位 贈ったギフトと同じくらいの金額 19.8%
4位 贈ったギフトの1/3くらいの金額 12.8%
5位 贈ったギフトの1/3より安価 8.5%
入学内祝いをもらったことがあるみなさんに、その相場についてお聞きしました。
出産内祝いや結婚内祝いなど、一般的な内祝いの相場は「もらったギフトの1/3~半額程度」だと言われていますが、入学内祝いでは、半額かそれ以上のものをお返ししている方が多い、ということがわかりました。
ご自分ではなく、わが子にいただいたお祝いだからこそ、「しっかりと感謝の気持ちを伝えたい」という気持ちの表れなのかもしれません。
【いただいた金額別】おすすめのギフト
いただいた金額:5,000円
いただいた金額:1万円
いただいた金額:3万円
いただいた金額:5万円
入学内祝い(入学祝いのお返し)の人気ランキング
過去30日間における入学内祝い(入学祝いのお返し)関連商品のリンベル公式オンラインストアにおける実績になります。
入学内祝い、おさえておきたい基本マナー
最後に、「こういう入学内祝いはがっかり…」というマナー違反ランキングをご紹介します。お子さまのためにも、相手にマナー違反だと思われることなく、きちんと「ありがとう」の気持ちが伝わる入学内祝いを贈りましょう。
入学内祝いを贈るタイミングに注意
最も多かったマナー違反は、入学内祝いを贈るタイミングです。基本的には、入学祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安に贈るのがマナーです。あまり日を空けないようにすることが大切です。
半返し~1/3返しの相場について
相場も大切なポイントです。内祝いは総じて「半返し〜1/3返し」が相場であると言われています。特に入学内祝いは慶事のお返しですので、あまり金額が高いものを贈っても却って相手に気を遣わせてしまいます。「1/3返し」を目安に贈るのが良いでしょう。
「紅白」の「蝶結び」の水引がついたのしを選ぶのは、入学式は何度あってもよいおめでたいものだから。このようなマナーをしっかりおさえることで、お祝いの気持ちをよりきちんと伝えることができるでしょう。
贈る時期や相場はとても大切なポイントですね!