出産祝いのメッセージは、先様にお祝いの気持ちが伝わるよう、ポイントをおさえて書きましょう。また、先様との関係によってふさわしい文言は多少異なってきます。今回は出産祝いのメッセージを書く時のポイントと、友人・親戚・上司・部下といった、先様別の文例をご紹介します。
出産祝いのメッセージカード ここがポイント
赤ちゃんの誕生を祝うのはもちろんですが、下記の文言を入れるといたわりの気持ちがこもったメッセージになります。
- 母体を気遣う、ねぎらう言葉
- 親になったことへの祝福の言葉
また、出産後は子育てで慌ただしく、体調も万全でないことが多いもの。ふだんより神経質になっている場合もありますから、下記を注意して思いやりのあるメッセージを書きましょう。
- 優しく温かみを感じる柔らかい文体で
- どんなに親しくてもふざけすぎた表現は避ける
出産祝いメッセージに使ってはいけない単語(忌語)
結婚式のスピーチで「別れる」、受験する方へ「落ちる」など、場面によって使ってはいけない言葉を忌語といいます。
出産の忌語は「流れる」「消える」「薄い」「終わる」「苦しい」など。苦労を想起する言葉は絶対に避けましょう。
友人への出産祝いメッセージ文例
くだけた文章になりすぎないよう注意。赤ちゃんの誕生を祝うほか、友人として母親の体調を気遣うねぎらいの気持ちを多めにするのがよいでしょう。
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文例1
- ご出産おめでとう!
よく頑張ったね、体調の回復は順調ですか。
慣れないことばかりで大変だと思うけど、
何かあったらいつでも連絡してね。
赤ちゃんに会えるのを、友達全員でいまから楽しみにしています。
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文例2
- 新しい家族の誕生ですね、おめでとう!
同じ学生時代を過ごした友達がママになるなんて、時の流れの速さを感じます。
大人になった今でも祝える友達でいられることがとてもうれしいです。
◯◯のママっぷりを見られるのを、楽しみにしているね。
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文例3
- 出産おめでとう! 大変だったね、おつかれさまでした!
母子ともに元気と聞いて安心しました。
家族が増えて、よりにぎやかなおうちになるね。
まずは体調を整えて、赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでね。
親せきからの出産祝いメッセージ文例
親せきが増えたよろこびとねぎらいの言葉を盛り込みます。もしくは困ったら頼ってくださいねといった、気遣いを入れると優しい雰囲気になります。
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文例1
- ◯◯さん、ご出産おめでとう。
母子ともに元気と聞いて、安心しました。
わたしもついにおばあちゃん。とてもうれしいです、ありがとう!
家族そろってお顔を見られるのを楽しみにしています。
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文例2
- 新しい家族の誕生、おめでとう。
心ばかりのお品を贈ります。
赤ちゃんと一緒に使ってくれるとうれしいです。
困ったことがあればいつでも相談してくださいね。
職場の上司・部下からの出産祝いメッセージ文例
誕生のお祝いとご家族・赤ちゃんの成長を祈るような文面にするとうまくまとまります。贈り物を職場で共同購入した場合は、それと分かる一文を添えておきましょう。
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文例1
- 元気な女の子のご出産、おめでとうございます。
会社では◯◯がいつも赤ちゃんのお話を聞かせてくれます。
ご家族そろって健やかに日々を過ごされますように。
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文例2
- 赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。
お健やかな成長をお祈りしています。
職場一同より、心ばかりのお祝いをお贈りします。
お健やかな成長をお祈り申しあげます。
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